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自律神経失調症の人の家族と友人ができる7つのこと

こんにちは!

41歳で自律神経失調症になり、2年かけて寛解させたまっきーです!

寛解とは治療は続けているけど、ほぼ症状が出ていない状態のこと。

私は自律神経失調症を寛解させましたが、ここまでくるまで両親や友人のサポートを受けていました。

私の元には自律神経失調症の人はもとより、その周辺の方からの相談もよく届きます。

そこで本記事では自律神経失調症の人の家族と友人がどのように対応したら良いのかということについてまとめました。

共感と理解を示す

自律神経失調症は、心身にさまざまな症状を引き起こすため、周囲の人にとって理解しづらい部分があります。

家族や友人が症状やその変動を理解し、無理をしないように気をつけることが大切です。

症状を「気のせい」や「頑張れば治る」といった言葉で否定するのではなく、本人の感じている苦しみを尊重し、寄り添う姿勢が求められます。

共感することで、本人が安心感を持ち、心の負担が軽くなることが期待できます。

ここでポイントなのは経験者でもない限り「分かるよ」というような言葉をかけないことです。

自律神経失調症はなったことのある人にしかその苦しみは分かりません。

「分かるよ」という言葉が出た瞬間、「経験者ではないあなたに何が分かるんだ」という感情が出てきかねません。

「大変だね」というニュアンスの方が良いでしょう。

適切な環境を整える

自律神経失調症の人にとって、過度なストレスや環境の変化は症状を悪化させる要因となります。

静かでリラックスできる空間を提供したり、温度や湿度を適切に保つことが、心身の安定につながります。

また、家の中の騒音を減らす、照明を落ち着いた色にするなど、リラックスできる環境を整えることも効果的です。

外に出られるようなのであれば、空や緑や海が目一杯広がっている風景を見るのも良いでしょう。

コミュニケーションを大切にする

自律神経失調症の人は、自分の症状や気持ちを表現するのが難しい場合があります。

定期的に優しく声をかけ、無理なく自分の気持ちを共有できるような環境を作ることが大切です。

また、話を聞くときは相手の言葉を否定せず、受け止める姿勢を持つことが重要です。

感情を共有することで、安心感や信頼関係が深まり、症状の管理がしやすくなります。

生活習慣の改善をサポートする

規則正しい生活習慣は、自律神経のバランスを保つのに役立ちます。

適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠を促すことが大切です。

家族や友人が一緒にウォーキングや簡単な運動をすることで、無理なく生活習慣の改善をサポートすることができます。

また、食事の準備を手伝うことで、バランスの取れた食生活を支えることも可能です。

良く寝るためには特には睡眠薬に頼ることも必要かもしれません。お医者さんの指示に従う適切に服用しましょう。

また睡眠をとるにあたり、就寝前の1.5時間前に39度の湯船に浸かることも効果的です。

1.5時間後に眠くなり、より良い睡眠に誘ってくれます。

私は入浴そのものにも自律神経を整える効果を感じましたので、noteの読者やXのフォロワーにも強くお勧めしています。

プルフェッショナルの支援を求める

症状が重い場合や長引く場合は、医師やカウンセラーの助けを借りることが重要です。

家族や友人が一緒に医療機関を探したり、相談の際に同行することで、本人が安心してプロのサポートを受けられる環境を作ることができます。

また、専門的な治療やカウンセリングを勧めることで、より適切なサポートが得られるようにしましょう。

小さな変化を評価する

自律神経失調症の改善は時間がかかることが多いため、わずかな進歩でも評価し、喜ぶことが大切です。

「今日は少し体調が良かったね」や「少しでも外に出られて良かったね」といったポジティブなフィードバックを与えることで、本人のモチベーションを高めることができます。

小さな成功体験を積み重ねることで、徐々に自信を取り戻す手助けをしましょう。

自身のケアも忘れない

サポートする家族や友人も、自分の健康を大切にする必要があります。

無理をしてサポートし続けると、自分自身の心身の健康が損なわれ、最終的にはサポートの質が下がる可能性があります。

定期的にリフレッシュする時間を持ち、自分の感情やストレスを適切に管理することが重要です。

また、必要に応じて他の家族や友人と協力し、サポートの負担を分担することも考えましょう。

最後に

特に最後の「自身のケアも忘れない」は大切にしてくださいね。

あなた自身が自律神経に失調症になってしまっては元も子もありません。

あなたの大切な人を治療する、というよりかは楽しい時間を一緒に過ごす、という方がいいかもしれません。

あなたの大切な人が少しでもよくなりますように!


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