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2020.12.12 龍神に歓迎された椿大神社参拝

見えない世界を伝える神社ナビゲーター市口 哲也です。

「椿大神社」は「つばきおおかみやしろ」と読みます。伊勢国一之宮で、三重県鈴鹿市に鎮座する神社です。猿田彦大神の大本宮で、別宮「椿岸神社」には、妻神の天之鈿女命をお祀りしています。

鳥居のすぐ横に「庚龍神社(かのえりゅうじんしゃ)」があり、金龍龍神・白龍龍神・黒龍龍神が祀られています。樹齢四百年と伝えられる樅の木に龍神が宿り、神域全般を守り給ったとの伝承があります。

庚龍神社は、御神木の前に小さなお社があるだけなので、多くの人は軽く挨拶する程度ですが、言い伝え通り、龍神さまが宿っています。しかも、ちゃんと三柱おられます。

参拝するたびに、窮屈じゃないのかな? と思うのですが、龍神祝詞を唱えるとパワフルなエネルギーを感じます。すぐ近くの「獅子堂」で車のお祓いをしてもらえるのですが、おそらく、龍神さまが飛び回って、お祓いをしてくれているのだと思います。

こちらでは、ちゃんとドアを開けた状態で、一台ずつお祓いしてもらえますので、おススメです。ご祈祷の最後に、太鼓を打ち鳴らすのですが、ドーンという太鼓の音が体に響いて、スッキリと浄化されます。

境内には、以前、ちょっとしたブームになった「かなえ滝」があり、その奥に「龍蛇神両地神社」があります。今年の3月に建立されたそうで、私は初めて参拝しました。出雲の龍蛇神信仰とも関係ありです。

行満堂の横には「椿立雲龍神社」があります。鳥居の前で、先に参拝されていた方が出て来られるのを待っていると、龍神さまが鳥居の横まで出迎えに来てくれました。先に参拝していた方は、お社の前で一生懸命お祈りされていたので、願い事を聞かなくて大丈夫なの? と心配になりました。たぶん、願い事も聞きつつ、私を出迎えに来てくれたのだと思います。

「庚龍神社」「龍蛇神両地神社」「椿立雲龍神社」の三社を巡る、「龍神三社巡り」ができると神社のホームページに書いてありました。「椿立雲龍神社」は見逃しがちですから、忘れずに参拝されてください。

私は龍神さまたちに歓迎されて満足していたのですが、同行した方は「行満堂」がとても良かったとのことだったので、神仏習合が色濃く残る境内を巡って、あなたのお気に入りのスポットを見つけてください。

いつもありがとうございます。
見えない世界を伝える神社ナビゲーター
市口 哲也

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