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古代史研究の「アハ体験」

見えない世界を伝える神社ナビゲーター市口哲也です。

「アハ体験」を知っていますか?

適当な言い換えの無い言葉ですが、突然、解答が閃いたときや、瞬間的に腑に落ちたときの、スッキリした気持ち良さをいいます。

歴史や神話を勉強していると、それまで関係がないと考えていた事実に、思わぬ関係性を見つけたとき、つまり、点と点がつながって線になった時に、この「アハ体験」に似たものを感じます。

神様のことを、もっと深く知りたい場合、まず手始めに神話を学びます。しかし、古事記や日本書紀に描かれる歴史には、理由がよく分からないことが多く、結局、理解が深まらず、もやもやします。

例えば
・なぜ、スサノオは攻めに来たと疑われ、その後、大暴れしたのか?
・なぜ、出雲に国譲りを迫ったのか?
・何のために、天孫降臨をしたのか?
・神武東征は、何のために行われたのか?

もちろん、これらの理由については、様々な説があります。
しかし、高天の原を天上界として、さらに瀬織津姫やワカ姫を歴史から消し去ったことで、つじつま合わせの物語が出来上がってしまったといわざるを得ません。

私が歴史書「ホツマツタヱ」を研究するのは、神話を学んで、もやもやしていたものが、スッキリとする「アハ体験」の連続だから、というのも一つの理由です。

4月は、「アハ体験」を実感するために、瀬織津姫が晩年を過ごされた聖地に訪れます。一緒に「アハ体験」をされたい方は、ぜひ、ご参加ください。


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