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明暗を分ける世界
今日も一日お疲れ様です。
先程少しの時間でしたが、停電になりました。
突然の出来事でご心配された方々もいたことでしょう。
本当に停電なのかな?と外へ出てみると、外は真っ暗に。
あっ、停電なんだな。
と認識し、
ふと、上を見上げた。
満天の星空が。
そのまま海岸沿いに出て、寝そべりながら、星空を見ていた。
不思議なもので、暗闇の中にいるとだんだん目が慣れてきて、ますます星がくっきりとなり、増えていく感覚になりました。
この停電の時間がくれたギフト。
しかし、そうではない人もいることでしょう。
人はそれぞれの立場で、働くなど生活をしている。
ということは理解しつつの話です。
電力という文明に私たちはどれだけ助けられているのだろうか。
逆に電力という文明が当たり前になったことで私たちはどれだけの感性や理性を失ったのだろうか。
少なくとも、街灯や家の光が照らされ続けている限り、このような星空と出合うことは難しい。
これがタイトルの、
『明暗を分ける世界』
明るくすると見えないもの。
暗くすると見えないもの。
明るいから見えるもの。
暗いから見えるもの。
そして明暗の世界は、目で見える明暗もあれば、感じとる明暗もある。
極々当たり前のことなのですが、いつからか忘れがちな感覚ではないでしょうか。
停電を通して、
不安な気持ちになる人もいるかもしれない
ワクワクする人もいるかもしれない。
何も感じない人もいるかもしれない。
同じ事象が起きても、人それぞれ受け取り方が全て異なるような、そんな世界。
なぜ不安に思ったの?
なぜワクワクしたの?
なぜ何も感じなかったの?
なぜ不安に感じなかったの?
なぜワクワク出来なかったの?
なぜ何も感じないことが出来なかったの?
感じた感情への疑問提起と逆説提起。
ついさっき起こった感覚と会話をするといろいろ返ってくる。
停電した。
で流すこともできます。
しかし学ぶこともできたり。
ほんの少しの時間でしたが、とても勉強になりました。
迷惑のかからない地域で、停電にして星空を見たり、光がないことを楽しめるイベントなどやりたいなの思えた夜の日でした。
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