ついに世界自然遺産登録へ
今日も一日お疲れ様です。
明日7/26(月)夜に奄美が世界自然遺産登録になるだろうと言われております。
本日が世界自然遺産登録前の最後の夜です。
世界遺産とは何なのか。
世界的な評価を受けて、『世界遺産』になるんでしょ?
観光客にとって魅力的なブランドになるね。
それは間違いないことだと思います。
その上で、僕は3つのことを思います。
一つが、光を充てる力を振り返る。
世界自然遺産という候補地に奄美を推薦しようという閃きを持った第一人者がいたはずです。
きっと世界遺産の取り組みが始まった1970年前後に奄美の人が意図的に世界自然遺産登録を目指そうと思った人はゼロだったのではないかと思います。
しかし第一人者の人は世界を知り、奄美を知り、さまざまな知見があったんだと思います。そしてそれを成し得る推進力があったのだと思います。
スゴイことではないでしょうか。
大きな夢を成し得る力。見習いたいですね。
二つ目が、世界への未来へのフラッグシップを掲げること。
奄美から世界へ伝えたいメッセージを僕はまだ知りません。
世界自然遺産登録となる地域だからこそ、今後保護保全活動の啓蒙活動は更に推進されることでしょう。
しかし、奄美内でどれだけ頑張っても、世界の大きな地域が環境保護保全活動への配慮を怠り続けた場合、奄美でどれだけ頑張っても生態系を守れなくなる時もあるかもしれません。
奄美で良い取り組みをしているのであれば、その取り組みを世界に発信する。
世界への、未来へのフラッグシップとなる環境保護活動を情報発信する力をつけること。
奄美というフィールドを通して、世界へメッセージを発信するような取り組みができるといいですね。
三つ目が、アート思考+α。
例えば、ハード事業。
ハード事業を行う際に、地域をどうしたいのかというアート思考を注ぐことが大切になると感じます。
ハードは可視化されます。
ハード事業でアート思考が欠如したものは、老朽化すると価値を感じなくなります。
ましてや建て直したり維持したりするコストがかかるということが分かりました。
利益を生まないハード事業という意味です。
むしろ将来の子供たちに苦労させる負の遺産になりかねません。
世界自然遺産と調和するアート思考の取り組みを考えることが大切になるのではないでしょうか。
これからのシマッチュの想像力が楽しみですね。
明日から新たなリスタートが始まりそうです。
皆様は奄美の世界自然遺産登録に関して、何を想いますか。これからどのようにしていこうと想っていますか。
奄美大島とは何の島なのか。
改めて振り返ってみてはいかがでしょうか。
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