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声をあげることを自粛しないでほしい

4月から始めった緊急事態宣言。

5月6日までの予定だったけれども、GW中に5月末までに延期をされました。

ともに外出を自粛してください。営業を自粛してください。

自粛、自粛、自粛

自粛ってどんな意味なんだっけ?

とも思ったので調べてみました。

自分から進んで、行いや態度を改めて、つつしむこと。

この意味を用いると自粛の使い方おかしくない?

本来の使い方はこうでは?

僕自粛します。

なら分かります。

自ら行いや態度を改める行為ですから。

そして『自粛する』とは他人からの評価を気にして自分の行いや態度を改めるという時に使います。

しかし今は、

あなた自粛してください。

になっていますよね?

単なる要望なの?それとも強制なの?

いまひとつ分からなかったですよね。

4月の時点では多分こんな気持ちになった人がいたのではないでしょうか。

だんだん自粛要請という意味になれてくる。

自粛するってこういうことなんだ。

自粛を受け入れ始める。

多くの人が先月より、自粛になれてきたのでは。

あの時の不安、あの時の怒りなどを感じていた人は落ち着いてきたのではないでしょうか。

当然不安が増している人もいると思いますが。

しかし諦めに変わっている人も少なくないのではないでしょうか。

慣れてきている人は、

自分の心の声を表に出していますか?

こういうことが不安。

こういうことが苦しい。

声をあげていますか?

その声を上げることまで自粛していませんか?

あなたが蜂に刺されたとしましょう。

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痛いけど、誰にも痛いと言わない。

あなたはとてもとても痛い。

でも誰も手を差し伸べてくれません。

あなたが痛い事すら分からないから。

あなたが強がることで、誰も手を差し伸べてくれません。

本当は助けてほしいのではないでしょうか。

自分の子供にも痛みや不安を我慢するように教えますか?

声を上げることを自粛する。

あなたは強い人なのかもしれません。

ですが声をあげられる人も強いということです。

敢えて明るく振る舞うことも大事なことだと思います。

しかし先ほどの蜂に刺された話に戻すと、

蜂に刺されて、とても痛いのにみんなに不安にさせてはいけないという気持ちから笑顔を振る舞う。

心の底からの笑顔なのですか?

誰が得をすることなのでしょうか?

自分に嘘をついていませんか?

自分のことは自分が一番分かります。

痛いときは痛いと声をあげる。

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なぜ言葉があるのか。

痛みを我慢するためなのでしょうか。

痛みを伝えるためではないでしょうか。

僕は痛い。この痛みをどうしたらいいのか分からない。誰か何とかしてほしい。助けて。

近くにいる人がこんな声をあなたが聞いたらどうですか?

知らんぷりしますか?

助けられる範囲で何とかするのではないでしょうか。

解決策を考えられる人は、解決策もそこに添えたらいいと思います。

でも解決策を考えられないから、声をあげるのをやめるのは違うのではないでしょうか。

痛い。怖い。

本能的なものです。

本能を押さえつけるのはとてもストレスがかかります。

COVID-19のためにある行動を自粛することは周囲のためも思っているから素晴らしいと思います。

ですがあなたが痛いのなら、「痛い」と声をあげるのは大切なのではないでしょうか。

自分に正直に、相手にも正直にいられますように。

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