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子育てママはじめての毛玉取りで大興奮した話。

「ねぇねぇ、毛玉取りもってる?」
昨夜夫にそう声をかけた。

少し前に
夫と他愛もない話をしていたときに
「毛玉取り、俺もってるよ!」と
そんなことを夫から聞いていた。

結婚して10年
はじめて
「毛玉取り」という言葉をきいて

その新鮮さが忘れられなくて
「わたしの夫はもっている」
「いつかそのタイミングがきたら借りよう」

そんなことを感じていた。



そして、
昨夜そのタイミングがやってきた。

わりと早い流れで
「毛玉取り貸して〜」と
その言葉を投げかける日がきて
ニヤニヤしてしまった。



まだまだ肌寒い2月末。 

息子たちの保育参観を控え
お気に入りの
セーターの毛玉が妙に気になったのだ。

寒いなか
朝のルーティンで
「マラソン」をする園。

その日に着込んでおきたかった
厚手のセーターに
お腹や腕まわりに毛玉の大群がいたのだ。


「そろそろ着納めかな…」
「だいぶ着たもんな〜」

そんなことを思っていたけれど
家に「毛玉取り」があることを知って
早速使ってみたくなったのだ。



「本当に取れるの?」
「きれいになんてなるわけないよ…」

そんな疑い深いわたし。

はじめてのことだから
「まさかね〜」
「そんなきれいにはいかないよね」と
感じていたのだ。



ものは試し!

片手にすっぽりとおさまる
100均か二〇リで夫が買ったという
コンパクトタイプの毛玉取りをもち

セーターを床にひろげて
気になるところをめがけて
あてていった。



すると、

「ジジジジジッ…」

おもしろい音と共に
ケバケバの毛玉がとれ
それはそれはきれいに整っていくのだ。



「ねぇ、これやばいっ!」
「わたし、これ好きなやつだ!」
「ずーっとやってられるくらい好き!」
「何これ?!?!スッキリする〜!」
「やみつきになりそうなんだけど〜」
「まだセーターあるからやってみよう!」


興奮のあまり
次から次へと言葉が口から
あふれてくるので面白かった。

夫も子どもたちも
そんな大興奮の40歳妻、母親の発言に

「良かったじゃん!」
「おかあさん、そんなに?!」
「おかあさんって、おもしれー」
「よかったね〜また着れるね!」 

あれこれ返事が返ってきて
さらにテンションがあかってしまった。 


今朝そのセーターに袖を通し
やっぱり感じたのが
「整ってるって、やっぱりいいね!」という
気持ちだった。


ケバケバのなくなったセーターを
朝からスリスリなでる長男。

「おかあさん、今日楽しみだね!」
「一緒にマラソン走ろうね!」
「スベスベのセーター気持ちいい!」

嬉しいと目が細くなるので
めちゃくちゃ喜んでいるのが
わたしにも伝わってきた。


最後の園生活
長男の楽しんでいる姿を
1番近くで見ることができる。

おまけに
整ったセーターで温かい気持ちも
一緒にだ。


これからも
わたしの相棒の「毛玉取り」。
たくさんお世話になるに違いない。

わたしと
子どもと夫の毛玉を
これからもよろしくね〜と
いまはそんな気持ちになっている。


▼看護師が伝えるセルフケア






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