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禁断をやぶって4人の子どもをワンオペで連れ出した日に気づいたこと。

ワンオペの日の禁断を
先日少しほどいてみた。

やってみたことのないことへの
チャレンジはなんともワクワクした。



子ども4人のわが家。
ワンオペの日は
家のなかですごすと決めていた。

GW初日
いきなりワンオペの日だった。


「おかあさーん、MERみにいきたい」
「いける?」
「どうかな?」

いつになく子どもたちからの
熱烈ラブコールが
朝から鳴り止まらなかった。


8歳、8歳、5歳、3歳
子どもたちもだいぶ成長をしてきた。

1番手がかかる末っ子も
ご飯は一人で食べられるし
あとはオムツがはずれるだけ。

4人のなかで
なんでも1番がいい!という
気の強さだけが少々問題だが

わが家の1番のピークは
過ぎ去ったような気がした。


「これなら行けるぞ!」

スマホで
映画館の上映時間を調べはじめた。


車の免許はあるけれど
ペーパードライバーのため
移動手段は自転車(笑)


8歳双子もスイスイ自転車に乗れるし
5.3歳はいつものようにママチャリへ。

これなら
移動手段もクリア。

上映時間までの移動時間もクリア。

家からの距離も無理のない範囲。


条件もそろった。

肝心のわたしの気持ちも
「東京MERが観たい!」
「大きなスクリーンで味わいたい!」

固く決まっていた。



出勤まえの夫よりも
わたしと子どもたちは出発。

子どもたちへは
「お母さん一人だから協力してね!」と
玄関先で声をかけた。


大きな試合にこれから出場する
そんな感覚だった。

いまこそチーム力を発揮するとき

気持ちが高まった。


目的はひとつ。

みんなで楽しみにしていた
東京MERを観に行くこと。


そこがブレていないから
物事がスイスイ動いていった。

やはり決めて動くこと

これが大切だと感じた。



映画も終盤に入ったときに
末っ子が大いびきで爆睡した。

思わず笑ってしまったけれど、
集中して観られたので
良き思い出となった。


東京MERを観るという
最大のミッションは無事に終わり、

「おかあさん、お腹ペコペコ」

つぎに大方予想していた
昼食問題も
帰り道のモスバーガーでミッションクリア。


わたしがワンオペのときに
禁断としていた

外出と外食

それを一気にクリアした日となった。


無事に帰宅して
はじめの一言はこれだった。



「みんな出来たね!やったね!」
「すごいね!出来たね!」
「おかあさん、連れてってくれてありがとう」


とーっても喜ぶ子どもたちと
禁断のミッションを2つもクリアできた
わたし自身の安堵した気持ちが

温かな気持ちにさせてくれた。


今回のことで感じたのが

物事にはやりどき
タイミングがあるということだ。

自分自身のキャパと
子どもたちの成長具合で
できること・できないことは決まってくる。


他の家庭ではできていても
いまのわたしには無理。

そう感じることはもちろんある。

それを責めなくてもいいし、
できるときに
やりたい!と思うなら

エイッと挑戦したらいい。


ルールを決めるのも
少しだけほどいてやってみるのも
やってみて違うならルールをかえても

すべては
「自分次第」なんだな。


そんなことを改めて
感じることができた日だった。


「奥様が4人をつれて映画とはね!」
「いいね!」

帰宅した夫が
ニヤリとしてわたしに声をかけた。

10年前に
プロポーズをしてもらった日は
新たな思い出が追加されて
アップデートされた。

4月29日は
わが家にとって
たくさんの記念日がつまっている。


こうしなくちゃ!
こうあるべき!

がんじがらめだと窮屈だからこそ

自分で少しずつ
ほどいてゆるめていこう。

それがセルフケアだし、
自分を大切にすることにつながる。

やっぱりそう感じている。


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