楽しいから笑ってるんじゃない。笑ってたら楽しくなるから。

言わなくてもいいことをわざわざ言われた。

「辞めたAさん、やすよさんと合わなかったみたい。」

そう言われた瞬間に思ったこと。
私は今普通に笑えているだろうか・・・

言わなくてもいいことをわざわざ言ってきたその人は、悪意があるようには全く思えない表情だった。
だからこそ厄介なところもあるけど。

私がいつもニコニコしているから、何を言ってもいいと思っているのだろうか・・・

私がいつも笑っているのは、四六時中楽しいからというわけじゃない。

笑っていると楽しくなるからニコニコしてる。笑ってると周りも笑顔になって嬉しくなるし、さらに楽しくなるから。

もちろん本当に楽しくて笑うこともたくさんある。

それにしても、私のことをなんだと思っているんだろうか・・・

感情を持った人間なんだけど。

世間話程度に放たれたその言葉に傷つけられて、その後の会話は全く頭に入って来ず。

頭が真っ白で思考停止してしまっていたけど、悟られなたくなくて必死に会話を続けた。

そこでもまた自分よりも相手を優先してしまう。私の悪い癖。

ここで曇った表情になると相手に心配をかけてしまう・・・

そうさせたくなくて明るく振る舞う。

そうしてしまうから、結局私が招いてしまっていることなのか。私が悪いのか。

景色が回って見えるほどの目眩に襲われ立っていることがやっとだった。

その後、トイレに行って個室に入った瞬間、涙が溢れてきた。

生理だからだよね。と自分に言い聞かせた。

こういうこと結構ある。

敵対視されたり、ライバルにされたり。

内観をしてるから答えはすぐわかる。なんで相手は私に対してよく思わないのか。

憧れ。羨ましい。本当は仲良くなりたい。って言う気持ちが嫉妬となって現れるから。

それがわかってるから気持ちはすぐに切り替えることができた。

けど、心に付いた傷は消えないよね。

知らなくてもいいことをわざわざ私に伝えて、何がしたかったんだろうか。

こういう時、忘れっぽい鈍感になりたいと心から思う。