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Vol.4 ポリフェノールが血管に及ぼす影響

こんにちは

noteを頻繁に更新するのって大変ですね、笑
論文をみて、書いての繰り返しになると考えるときついですが、力は付きそうです💪

今日は、ポリフェノールの効果についてです。秋田は、脳梗塞や、心疾患の死亡率が全国でもトップクラスだったような気がします。どちらも、血管の固さが原因の一つとなります。ポリフェノールが、血管とどのような結びつきがあるのか、見てみましょう。秋田のみなさん、必見です。

参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm/69/3/69_249/_pdf/-char/ja


目次
○ポリフェノールの効果
○実験内容
○結果
○私たちの生活で使うには?

○ポリフェノールの効果
ポリフェノールってよく聞くと思いますが、どんな効果があるか、知っていますか?おそらく美肌効果があるとして、商品化されているものが多いのではないでしょうか?もちろん抗酸化作用があり、肌の老化防止もしてくれます!
しかし、血管を広げ、血流を良くしてくれる効果もあるんです!

ポリフェノールには、血管拡張作用があります。体内のNO(一酸化窒素)によって、血管の拡張が起こります。このNOは、運動によって、主に生成されます。だから、運動をしていると、血管が柔らかくなって、動脈硬化が起こりにくくなります。一方、喫煙は、NOの生成を阻害するため、血管が硬くなりやすくなります。ポリフェノールは、このNOを保護してくれる役割を持っているため、血管を柔らかく保つのに重要な成分となります。

○実験内容
この実験は、「若年層にも、カテキン(ポリフェノールの一種)による動脈の硬さの変化があるのか、また、体脂肪はどう変化するか?」という内容である。

今回は、カテキンというポリフェノールの一種で実験しました。カテキンは、主に緑茶などに含まれています。他にも、カカオポリフェノール(チョコレート)、アントシアニン(赤ワイン)など、ポリフェノールにはいくつか種類があります。

なぜ、若年層に注目したかというと、喫煙者や、歳を取った人など、既に血管が硬い人への効果というのは確認できています。しかし、まだ若く、血管が柔らかい人への影響はあるのかが分かっていませんでした。血管が柔らかい人がさらに柔らかくなれば、無敵ですからね笑

○結果
動脈の硬さは、カテキンを取っても変わらなかった、、、。やはり、若年層はすでに柔らかいので、あまり効果を発揮しなかったのですねー。ましてや、若者が運動も習慣的にしているとなると、意識的にポリフェノールを取って、血管を柔らかくしようとする必要がないことが分かりました。

○私たちの生活に使うには?
まずは、運動をしてください!笑
運動すれば、ポリフェノールを取らなくても、血管を健康に保つことができます。しかし、血管は歳を取るに比例して硬くなります。なので、30代頃からは、意識的に運動しながら、ポリフェノールも取れればベストですね!

ちなみに、ポリフェノールが多く含まれる食べ物として、高カカオチョコレート、濃い緑茶、コーヒー、赤ワインなどがあります。今は明治チョコレート効果などで、簡単にポリフェノールが取れますね!

僕は秋田出身で、秋田は脳卒中や、心筋梗塞が起きやすい県であるので、秋田のみなさんは、血管が硬い人が多いと思われます。単純に年寄りが多いだけかもしれませんが、笑
なので、運動しつつ、ポリフェノールも意識的にとって、血管を健康に保ちましょう!
※秋田の人は酒好きなので、赤ワインも飲み過ぎには注意です!

#ポリフェノール
#血管
#運動生理学


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