過去投稿からの進化・変化㉟人材不足もあり四半期報告書も廃止へ
引き続き『過去投稿からの進化・変化』シリーズについて、今回は2つのトピックをカバーしていきます。前回投稿は下記になります。ぜひご覧ください!
最初は以前から書いていた、上場企業の四半期決算の開示に関してです。
毎四半期の決算短信以外の各四半期報告書が、義務ではなく、任意へ向かって要る模様。
ESGや非財務情報開示など、開示内容の多様化が求められる為、四半期報告書は廃止して、上場企業等の負担軽減へ、ということらしいが、一部の情報は決算短信に載っていないので、ちょっと残念な感じも。同時にこれも財務系の人材不足や広く言えばDX化の浸透が遅れたことが招いた事象?ともいえるかと。
そこで2つ目のトピックで人材不足について。以前は会計関連の人材不足に焦点を当てていました。
会計と並んで、日本企業で足りていないといわれるリーガル・弁護士などの法曹人材。こちらも志願者減少で将来的に人材不足が見込まれている。
個人情報・プライバシーやESG開示等、機械学習でなく、人間の対応が必要な、新たな領域がドンドンできているのに、人材が間に合っておらず、収入悪化でより魅力低下へ。会計士の状況と似て、何とも解決策が簡単には見つけにくい、将来的に大きな問題となり得る爆弾を抱えた問題と感じる。
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