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現状把握しよう!

昨今ワクチン接種が遅いだの、日本のメディアは多く書かれていますが、まだ1社(ファイザー)のワクチンのみ日本では承認されており、もう2社(アストラゼネカとモデルナ)の承認はまだ数か月かかる見込み、とのこと。従って足元は日本でファイザーのワクチン接種のみ考えられる、ということ。

またイスラエルや米国、英国のワクチン接種が進む中、世界的なコロナウイルスの流行は一段落のような感じもするかもしれませんが、世界全体でみると足元インドやブラジルなどでの感染拡大もあり、再び感染拡大となっています。(詳しくは上記リンクをご確認ください。)

加えてワクチンが原因か、行動制限が緩かったからかはわかりませんが、ワクチン接種率が高いとされたチリでは、再度感染拡大の道をたどっているようです。

南米チリで新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。人口100人あたりの接種回数は英国や米国を上回るが、足元の新規感染者数は過去最多の水準だ。有効性が低い中国製ワクチンに依存する新興国の苦悩が浮かび上がる。…ワクチンの違いが大きな理由とみられる。チリで接種されたワクチンの9割以上が中国の製薬会社、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製だ。チリでの同ワクチンの有効性は54%と、英米で接種されるファイザーやモデルナ製が90%を超えるのに比べて見劣りする。さらにシノバックのワクチンは1回目の接種ではほとんど効果がなく、1回の接種でも強い免疫効果があるファイザー製やモデルナ製との差は大きい。

日本に話を戻すと、冒頭のように治験の遅れ等から、2社のワクチンの承認も遅れており、菅総理がなぜかバイデン大統領との面談時の訪米中に、10分間の電話会議をファイザーCEOと行い、追加供給を取り付けた?とは言っていますが、ファイザーCEOは特に時期や数について明記していない模様。大丈夫かな?と感じますが。

そして下記投稿にも以前書きましたが、例え十分な数量のワクチンが輸入されても、ワクチン接種をする方(所謂医者)が足りないのでは、という懸念は消えていない模様で、自民党の下村政調会長は、日本医師会への圧力も含めてか、ワクチン接種が越年の可能性がある、と発表されました。(その後河野大臣が火消しに回っていましたが。。)

今後のコロナウイルスの変異種の可能性や、拡大スピードなどを加味すると、いくらワクチン接種が先進国中心に広まっても、各国の行き来が増えるような人の往来などへは、まだまだ時間がかかりそうな気がしました。

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