頭の整理は手書きでしたい
すたえふ文具サークル
創設者 きだです。
昨日(2021/04/30)
阪急マルーンというインクが届きました。
そしてここ最近は
トラベラーズノートに、手書きで「今日の振り返り」をしている。
そのおかげで、頭がスッキリしていて、なんだかイライラなども
なくなっている。
そんな手書きの魅力をあなたに知ってほしい。
文字をおこすことは記憶を呼び起こす
お客様の中でも「最近文字が出てこなくて」なんて言われる方も多く
パソコンや、スマホでお仕事をしている方が増えていて、
文章を使っていないわけではないのだが、なぜか、「言葉が出てこない現象」が
起きている。
その原因は「文字を手書きしなくなった」から。
記憶の中でも「陳述記憶」と呼ばれるが
それが、「手書き」でより発揮される。
しかも、手書きの頻度が減っている現代では
「文字をコンピューターが自動認識で変換」など便利になったために
今まで記憶していた引き出しを使うことなく、いつの間にか開かずの引き出しになっているのだ。
文字を手書きすることが、その引き出しを開けるためのきっかけになる。
つまり「文字をおこすことは、記憶を呼び起こすこと」につながるのだ。
思考を書き出し整理する手段
思考は、頭の中だけで考えると「パンク状態」になってしまう。
特に、元気がない時は、考えがまとまらずに「イライラ」に繋がることもしばしば。
それを一旦、手書きで紙に考えを起こしていくと
頭がスッキリしてくることに気がつくだろう。
紙に文字を書くことに集中するため、
『マインドフルネス』の効果すら期待できる。
そして、書き出した考えから
自分には不要な考えを取り除くこともできる。
つまり、思考の断捨離につながるのだ。
だから、思考を整理する際に
手書きを使うことは
非常に有用な手段であると言える。
記憶しやすい文字は、自分の字。
ある研究の中で
文字を書いて記憶する"陳述記憶"の実験が行われ
暗記に関して、
他人のメモや、パソコンから印刷された活字を
みるよりも
自分の字(字の上手、下手に関わらず)
で暗記していくことがより、記憶の定着に繋がるという結果が出た。
ついでに、青色のペンで
書くとさらに記憶に残りやすいというデータも
上がっている。
つまり、「青色のペン+自分の字」
で書き、見返すことで暗記力が飛躍的に
あがるということ。
勉強するにしても、
自分の手書きで勉強した方が
いい理由の一つ。
便利な世の中だからこそ
スマホ、パソコンの活字を使えば
かなりのスピードで
文字を打ち、扱える。
しかし、便利な反面
人間が本来持っている能力の
劣化を引き起こしているのは、
間違いがない事実
『あれ、最近文字が浮かばない』
『あれ、文章が思い浮かばない』
あなたも、こんな風な現象が起きていないだろうか?
もし、起きているが
『手書きをする機会がない、、、』
『手書きをしたいけど、、時間がない』
という方は
一日、1分くらいから
自分の思考をまとめる時間を作ることを
おすすめする。
手書きの音は癒しの効果が
スタエフ内で、
非常に稀な企画
『手書きでつながる音配信』
を運営しているが
リスナー様からは
『癒されます』
というコメントを
頂いてる。
自分で手書きしていても
万年筆が
紙を滑る際に『カリッカリカリ』と
なる音が心地よく、
インクを無駄にしてしまうこともしばしば
そんな、手書きの魅力を
あなたも体験してみない?
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