人格の成熟 と ジェネレーションギャップと 踏み込むか否か?の迷いについて

成熟した人格 の大人

というと
みなさまはどんな要素を思い浮かべますか??


色々とあると思うのですが
具体的に言語化をすると

【成熟した大人の人格】
・他人に対する思いやりの心がある
・謙虚に話を聞く
・責任を取る

この要素はあるのかもなぁって私は思います。
素敵な大人の条件ですよね!


反転させるとこう


【未成熟な子供っぽい人格】

・自己中心的(利己的に思考する)

・傲慢(持論が正しいと思い込む) 

・無責任(責任から逃げる)

うん。
まさに未成熟ですね。
自分の耳も痛いw


私の父親は
「30年生きて ようやくわかることがある」
「40年生きて ようやくわかることがある」
って節目の年に私に言ったりするのですが、

40歳になってみてようやくその言葉の意味が分かってきました。
長く生きてみないと 分からないことって たくさんある(笑)

「干支」一回りが12年 というのは 意味があるのかもしれない
一回り生きてみて
12年経って 12年前の当時の自分の未成熟な部分がようやく俯瞰して 解像度が高く見えてくる

40歳になった私からすると
28歳の方々が干支で一回り年下       仕事柄接点の機会もたくさん頂けるのですが

【未成熟な子供っぽい人格】
・自己中心的(利己的に思考する)     ・傲慢(持論が正しいと思い込む)     ・無責任(責任から逃げる)

に基づいた行動だなぁ。。。😅
って気付く、感じることはけっこうあります

12年前の自分自身の行動や思考回路のデジャヴを見ているような感覚です
※だからといって、注意したり 指摘する とは限らない 

そういうとき、どうするか???

ジェネレーションギャップってまさにこの構造で

干支で一回り年上の52歳の方々から見たら40歳の私も同じように
自己中心的  傲慢  無責任
といった未熟さがたくさん見られるはずです。間違いない。

いやむしろ
今の私自身が気付いてすらいないキーワードが未熟な点/問題
なのでしょう。
「12年間生きてみないと わからないこと」
ってそういうことなのかもしれません




人様の様子を見ていても、私自身が自分の人生を振り返っても、、、

28歳~30歳くらいの時の人格上の課題感でいくと
「傲慢」のワナにハマりがち
です。

【未成熟な人格】
・自己中心的(利己的に思考する)
・傲慢(持論が正しいと思い込む) 
・無責任(責任から逃げる)

の中でも特に
・傲慢(持論が正しいと思い込む) 
ある程度自分に自信が付いてくる年齢故に。

そうならない28歳の人もたくさんいるのですが、

特になりやすいタイプは

地頭が良くて 社会性も高く、仕事で活躍して稼ぎも右肩上がり
の優秀(と自分の周囲からは持ち上げられている)人です。
これ、大いなるワナです。

何故ならば、、
仕事で高い成果を出すから、周りの大人たちは褒めてくれる
年下の後輩や部下からも尊敬される

頭が良ければ良いほど
理論武装もできるし、口が達者で人を丸め込むこともできるので
人格が未熟で、子供っぽい思考回路、行動のままでも
表面上は大人っぽく取り繕ってごまかす   ことができます

同年代の人からは 実は自己中心的、傲慢、無責任 なことには滅多に気付かれない

年上の人からも気づかれたり、叱られたりすることは稀


まさに誰からも咎められず どツボに嵌る条件がそろっているわけです。

なのですが、、、、


周囲の人たちが気付かない中でも
干支で一回り以上年上の「人を見るプロ」
(多くの場合は人事部長や人事MGR 属人的なサービスの営業部長職に仕上がっています)

は気付くアンテナ感度がかなり高いので

彼らから見ると、、、


君は頭が良いから
うまい事やって周りの人が気付いていないと思っているけれども

それって本質的には
とっても自己中心的で
とっても傲慢で
とっても無責任だよね。。。

このままだと少しずつ人生がうまくいかなくなってくるよ

と気付かれている

実はあるあるです。

そして、、、
おじさん おばさんたちはとっても悩むのです。

見て見ぬフリをするか
それとも
言って反省と改善を促すか

職場であれば、業務のパフォーマンスに支障をきたすので改善を促しますが
プライベートの友人関係の場合、
これは非常に難しい。
95%くらい、言いません。言われません。


だって、自分が28歳や30歳の時、まさに同じ点で同じように未熟だったし
(「人格の成熟の定義」なんてこと考えもしなかったw 課題意識すら無い)
人様に申し上げるなんてとんでもない!
たぶん、10年かけて時間が解決するだろうし、、、

相手だってもう立派な大人なのだから 
わざわざウザいおっさんにならなくたっていいよね


というのが「言わない理由」と思われます。
言う側の「回避」行動です。

その結果、頭の良い28歳たちは自覚症状が無いまま
未成熟な人格が放置されたり、より悪化して子供っぽい行動がさらに増えていったりします。


頭の良さと、人格の成熟度 って全く別物ですからね。
頭が良いからって、大人なワケじゃない。性格が良いとも限らない。


ここで
私が悩んでいる課題の解決/セッションの問題提起が本日のテーマです。


・同じことがある 40代の方々
・さらに干支で一回り年上の40代後半や50代の成熟した人格の方々
からは知恵を

これから30代を迎える方々からは
・どう40歳のおっさんに対応してほしいのか
の希望を

お伺いさせて頂く問題提起の機会とできたらうれしいです。


【質問1】
・あなたの人格はココが未熟で将来痛い目にあうからからマジで直したほうがいいよ
って踏み込んで言う?言わない?

言わなくても、いずれ本人たちは失敗し、失敗を重ね、自分で気づくでしょう。そう思う

ただし、
・その代償はかなり高くつくことがある
(私は10年かけて支払いました トホホ・・・)

・誰からも言ってもらえない 気付けないまま時が経ち
40歳を過ぎたのに人格が未熟なままの大人たちがたくさんいる
(たぶん、もう一生アウト 結果的に本人たちが一番損をしている)


・自分自身の体験として 
ど説教して頂いた 一回り年上の先輩の助言で改善キッカケを頂いたことがある
(己の人格の未熟を深く自覚し反省する 本当に有難い機会でした。。。)

・経験上、12歳年上の先輩が本気で咎めて頂ける指摘って
95%以上の確率で適切 正しい(100%まである)

ので

踏み込もうかな。。。と私はいつも悩みます。

言われる側からしたら
10歳以上も年上で普段はとても可愛がってくれてきたセンパイから

「お前はココが子供すぎる。人として有り得ない。大人になりなさい」

って自身が気付いていない視界の範囲外からある日突然ぶん殴られるような
衝撃的なことを
理詰めで逃げ場もなく言われるわけなので
一歩間違うと むちゃくちゃ不快です。

お互いに信頼関係があることが大前提だし

言われる側にも高いストレス耐性と感情の安定度が必要になります


私個人のことでいえば


気付くのが早くなりがち(早期発見すぎて他の人からは指摘される前/本人自覚全くなし)
かつ
伝える時の圧が強いキャラクター(らしい)

ので 踏み込んだ時の結果は極端 
人生が良い方向に変わる or  絶縁
何度も何度も後者の地雷を踏んできました


だからこそ、一回りも年が違う方々から

むちゃくちゃ感謝して頂けて
良い相談相手として長いスパンでとても頼りにしていただけて
本人の人生も非常に良くなる
OR
あんなに怖い(ウザい)おっさん2度と会いたくない と回避される


表裏一体 結果としてなります

質問2】
・踏み込んだとき、相手に「回避」をされにくくなる方法はございますか???


踏み込んだ時の、
相手のリアクションは大抵以下に集約されます

1 全面的に反省 謝罪 感謝
2 反論 
3 回避

1 2は生産的です。
反論 も とてもいい 意味がある

※1´として 全面的に反省 謝罪 感謝 をその場でいうが全然変わらない事もたくさんあるけど、これはやりようだったりする

3 の回避 が一番ツラい。困る 悲しい


回避行動とは距離を取って接点をなくすこと。

具体的には
・指摘してきたおっさんから逃げ出す

・指摘してきたおっさんを排除する

2つのうちのどちらかです

人付き合いというのは
お互いに関係を切る権利があるので

あまりにも耳の痛いことを言う人

自分の視座の範囲内では間違った(と判断する)
ことを言ってくる人

は縁を切ることが可能です。

こうなると、ご本人の問題は解決しないし、寂しい。。。ですよね。


踏み込んだ時に回避されない
にあたっての
伝え方 伝えるタイミング
に良いものや、やってはいけないこと
はございませんか???

これ、
職場の部下であればそんなに難しくありません。
なぜならば、回避 できないんですよ(回避=退職)

だから、通常の
上司⇒部下 のMGTのテクニックや
決裁者⇒取引先の若手への説教のテクニックは
応用はできるかもしれませんが
そのまま適用は難しいです。おそらく通用しません。

今回は年齢が離れていてもお互いフラットな関係
友人や、知人や、お客様 の場合です。

これは桁違いに回避行動が起こりやすい
指摘された側は、逃げることが簡単にできる。
高い確率で回避されます。


だから 結論 「見て見ぬフリ」になりやすい(だけど 私は見て見ぬフリが苦手 相手が自分にとって大切な人なほど)


私が人様に踏み込んだ時に回避される原因の洗い出しも
妻に相談しておりまして(妻は良く知っている)
・過干渉
・突然踏み込む
・伝える言葉が強い              ・視点と感性 共に一般的でない
・キャラクターの圧が強い
・逃げ場無く論破して追い込みすぎ

だそうな。。               私自身も未熟のオンパレードですね
最悪だーーーー(汗)

※たぶん、他にももっともっといろいろな原因はあると思います


以後は今日の自宅での会話w

妻「ほんと、アンタは余計なことばっか考えてるよねーー
そんな指摘いらないいらない! 
ただのウザいおっさんだって!」

私「いやいや、まさにその通りなんだけどさ
異常値で本気で他人のこと考えまくってお節介してきたから
今の仕事があるんだよ  元々異常なの!異常が俺の生命線なんだよ
だけどさぁ。。。良くないところは直してマシにしたいんだよ。。(泣)」

「40歳になってようやく見えるようになってきたことってさ
いっぱいあるのよ。
28歳の頃の俺、人格最低だったでしょ??」


妻 「うん。本当に最低だった。
今でも全然変わってないトコたくさんあるけどね。」
  

私 「ほんとにすみません。。。ありがとうございます。。
振り返れば振り返るほど最低のクソガキだったと自分でも思うのよ
だから今、同じような人の起こしている過ちが 見えるんだよ 
同じことをして 同じ失敗をするところはあんまり見たくないのよ。。」



とまあ、今日はここまでです。
問題の提起、、、となります


28歳~30歳って
ライフステージとして
ほんっとーーーに大変な時期の人が多い


結婚したり、離婚したり、親になったり、、転職したり、部下を持ったり。。。
私は、ただただ生きていくのに必死でした

人格が未熟な故に
たくさんの人を傷つけて 自分も傷ついて
ボロボロにもなった

だから、
これから30代を迎える 30代になったばかりの方々も
ほんとに大変な人はたくさんいらっしゃるんじゃないかなぁ
シアワセになってほしい。。心配だ。。
とお節介をしたくなってしまうわけです 

人格の未熟さ

って社会性に紐付く

20代では周囲から「能力」を求められますが

30代では「人格の成熟」を求められる

ってことに気けるのって困ったことに実際に自分で30代を10年間生きてみて40歳になってから

なんですよね。

20代後半の時期から、自分の人格の未成熟な部分を自己認識して矯正を始めずに放置すると、、、ボディーブローのように効いてきて公私にたくさんの事故が起こります。   なぜなら 年を重ねると、自分では変わらないつもりでも、周囲の人からの見られ方は確変わっていくからです。     

一日一日 ゆっくりと。でも、確実に。   時計の針は誰にも戻せません。         年齢相応の成熟した人格と社会性の高い行動が求められハードルが上がっていきます。        

社会性が未成熟なままだとどうなるか?   最終的には「孤独」になってしまうのです        だから 心配するのだけども。。

孤独のリスクに対する処方箋は極めてシンプルで

【成熟した大人の人格】
・他人に対する思いやりの心があるか?
・謙虚に話を聞いているか?
・責任を取っているか?

を自分にできる最善のレベルでやっているか?

毎日 行動一つ一つを内省して意識する

それだけのことなんですよね。




ジェネレーションギャップ!!!どうしよう!?

今年70歳になる親父は言いました
「50年生きて ようやく気付けることもある
それはお前が50歳になった時に教えてやろう」

そういうことなんだとも思いますww

生きにゃあわからんから わざわざ言わない   自分の力で生きて気付け              が今年70歳になる親父さんのスタンスですねたぶんそれが真理なのかな


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