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割烹 麻さんのこと

前回の記事で宣伝いたしました、熊本大学での特別公演『現代ピアノ音楽の諸相』が無事に開催されました。満席のご予約を頂いておりましたが、当日はあいにくのお天気で当日は少しだけ空席がありました。ロンドンからお越しいただいたイアン・ペイス教授の演奏は本当に素晴らしいもので、会場全体が大きな響きで包み込まれました。お客様にも概ねご満足いただけたようで、ペイス先生も喜んでおりました。

ペイス先生は実は今回日本にいらっしゃる前はブラジルでコンサート・ツアーをされていました。ロンドンに荷物を詰め替えるためだけに1日戻り、すぐに日本に発たれたと聞いて、そのお疲れはいかばかりかと心配でした。そんな中、熊本までお運びいただいたことは本当にありがたいことでした。演奏会の後は美味しい日本のお食事で少しでもリラックスしていただければと、私が懇意にしている割烹料理屋の麻さんにお連れしました。お食事は本当に素晴らしく、ペイス先生にも大変ご満足いただけました。

私が割烹 麻さんに行くようになったのは本当に偶然で、熊本に来たばかりの頃、たまたまお店の佇まいに惹かれて入ったお店でした。そこで提供していただいたお料理はいずれも絶品で、私がこれまで食べた和食の中でも格別に記憶に残るものでした。それ以来、熊本に私のゲストがいらっしゃる時や、誕生日など、特別な折によく利用させていただいております。本日はそのお料理を少しご紹介させていただきます。

お通しの枝豆の擦り流しと鱧の卵の煮付け
塩トマト(本当に絶品で提供される季節には毎回注文します)
だし巻き卵
金目鯛と鮪のお造り
鱧と椎茸の天麩羅
熊本名物あか牛の炭火焼き
〆の渡り蟹の土鍋ご飯

以上が、ペイス先生とご一緒したお料理です。以下、過去にいただいたものの中から、記憶に残るものをご紹介いたします。

牡蠣と菜の花のお吸い物
アスパラとホタルイカの天麩羅
山菜そうめん
枝豆の擦り流しに炙ったトウモロコシ
熊本名物一文字ぐるぐるとホタルイカの酢味噌和え
鯛茶漬け
しゃくとオクラの天麩羅
あか牛のグリル
茄子のおひたし
タコのお造り
カジキ(確か)の炭焼き
梅だか紫蘇だかを練り込んだそうめん
山菜と芽キャベツの天麩羅
太刀魚の土鍋ご飯
秋刀魚のお造り
炙ったそら豆
コースを注文した時のお通し。湯掻いた鱧とか豆腐の味噌漬けが絶品。
馬刺しももちろんあります
秋刀魚の天麩羅
茄子の焼き物。二種類の異なる茄子が美味しい。
松茸のお吸い物
うなぎの白焼の土鍋ご飯

何を食べても本当に美味しくて、割烹 麻さんは、熊本にいらっしゃる際にはぜひお試しいただきたいお店です。

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