キミが望んだんだから【詩】
ああ『彼女』なの。キミは知らないどこかの彼女。ステキでしょ?
キミすら知らないアナタではない何者でもない誰かになれるの。約束する。
今までの記憶と身体を一旦でも一生でもいいから認識を切り替えて。この場所に居てこの場所にいないそんな曖昧な物思い。
キミと私の対話も可能性の中の偶然的なひとつの選択肢。別離でも永別でもない自由。あくまで自由なの。
○○○=キミ
キミ=キミでない誰か
不確かだけど不確かだからこそ。
ああもう、ハッキリしてあげる。
剥がし足りないの全然。
まだまだ心にブレーキが、轍が、溝が暗渠が。
もっともっと分かりやすく言います。
アナタ=???は、サナギです。
夢の中で私がそっくり中身を取り替えます。
映像が途切れて記憶もめちゃくちゃになるけど別にいいよね?
思いつく限り、気が済むまで、ああたのしい。
朝目覚めたら、あはは、笑いがとまんない。
朝、目覚めたら、キミは、朝目覚めたら――
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