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🎮逃避的ユートピア ゲェムの世界

【エッセイですし】

母が昔テトリスに激ハマりし、家事を疎かにしていた……



……ひ?

ひまちこ(仮)でーす❗️

私の記事の担当はマンガとかゲームとかだらしない部分とか! 精神存在は気持ちの昂りに乗じて主張を始めるのです。
今はそんな気分。ちょっとフォロワーとのコメントのやり取りで私の要素がパズルかしゃーん❗️ ってかんじで組み合わさって登場です。さらにおいしくなりました🍔

初めてのネットゲーム体験……衝撃だよな。知らない他人が居る! ってのは不思議な感覚でもある。今でこそ当たり前になってしまったが、その時の私は有頂天だった。

私は人を募集し、ゲーム内で変な遊びをしていた。
かくれんぼ、独自ルールの対戦、謎の罰ゲーム付きの勝負、ごっこ遊び……もっと色々あったかな。とにかく――

楽しい! 楽しい❗️  楽しいぃ‼️

って毎日だった。
その過程でGという人と特に仲良くなった。
次々と発売される新作に共に赴き、戦ったり、外国人と口喧嘩したり、建築したり語ったり。

経緯は忘れたが、更に3人仲良しが増えた。
気兼ねなく合流し、『きたよー』ってかんじで緩くやってた。こなけりゃ招待ボタンを連打だ❗️

私は『隊長』と呼ばれてた。
今考えたらすごく恥ずかしいが、その時は嬉しかった。
……なぁ誰か見てるか? 私だよ。
あの時の皆、今どうしてんだろ。多分歳は近かったから、きっといい人でも見つかって、笑って暮らしてんのかな。


時間を少し戻すが、楽しい時間は……半年ぐらいしか続かなかったかな。
まず一人(Sとする)が、社会に漕ぎ出す為に多忙になり、ログインがおぼつかなくなった。
他の二人も、なんか忘れたが徐々にゲームをする時間が減っていった。

結局、『ひま』な私とGだけが残った。それでも充分楽しかった……のだが。
ある日、SとGが一緒にプレイしている所に私が合流した。

何故か私は、Sに徹底的に無視された。
この理由は未だに説明がつかない。疎外感……大きな穴が心を抉った。それが最後のSの記憶。

私も引っ越す事になり、Gには『また会おう』と伝えた。

二年後ぐらいか……引っ越し先からGにコンタクトを取った。うん、あの時はきっとお互い、疲れていたんだ。全然会話が盛り上がらなかった。ネットの関係ってのは、積もる話がありそうでない。

変わってしまった……私は大切な場所と人を、ことごとく失ってしまった。Gともそれっきりだ。

今の私は元気だ。
それを伝えてみたいが、もう手段がない。
誰かが寝落ちするまでプレイしたあの夜中は、もう二度と味わえない。

現実は侵食し、私は暗黒期に突入するが、今は元気❗️
でも……でもなぁ。

みんなと仲良しの未来も
 あったかもしれないって思うと
  なんともいえない この 心の

ああ、でもいいんだ。
全ては巡り合わせだ。
今の私からみんなへ。
楽しかった時間をありがとう。

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