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文章から野暮を排除せよ❤️
どんな文章が野暮とされるか……それは知らん。
🔔『えぇ……』
だから一緒に考えようもち❗️
【過剰な説明】
これに関しては、想定する読者の知能や幅広さへの配慮や迎合として扱われがちだが、その実態は作者の描写能力の欠如にある。肌で感じさせる事を諦めてるから、逃げとして説明をし読者へ無理矢理『ここはこうなのだ』と埋め込む。
しかし諸刃の剣。過剰により『含み』が削がれ、想像の余地は消え去る。結果味わい深さが消え、考えるに値しないと判断され作品は忘れ去られる。
以上の理由から『野暮』とする。
そして私は好きな小説の実写ビジュアルを目にしたら速攻で机の角を目指す。培ったイメージをワケのわからん若手俳優等に汚されたくないからだ。
【舞台が東京】
純文学などを読むと東京を舞台にしている事が多い。私は広島県民なので当然ピンとこず、固有名詞が連発される海外翻訳小説を読んでいる時の気分になる。
よって『野暮』とする。
🔔『えぇ……』
【楳図かずお先生✨】
彼の作品『14歳』だが、マッド博士チキン・ジョージが序盤で顔面蒼白となり『人類の恐ろしい本性をコンピュータによる予測で見た』と説明する。
私はワクワクしながら読み進めたが、その実態は『なんか追い詰められたら変なバケモノに変貌する』だけだった。
肩すかしをくらったので『野暮』とする。
ちなみに『おろち』シリーズがイチバン好きだ。あれ程の完成度を誇る漫画は中々ない。次点は『漂流教室』で、言うまでもなくお気に入りキャラは給食のおっさんこと関谷で――
🔔『えっと……文章の話でしたよね……❓』
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【なろう小説】
存在が『野暮』だが、全ての言いたい事を喉奥に押し込め話題を転換する。知っての通りほとんどのなろう小説が『しょうもないノリ』で形成されている(と思われる)
想起したのがネットで散見される
・創作の中ではせめてギスギスを見たくない
・急にシリアスを入れないでほしい
などの意見で、これを見るたび私は『え……なんで❓』となる。現実は確かに厳しいが、だからといって創作内で人間の汚い部分を見たくないとイコールにならない。
逆に私は『ふふ、もっと争え』と願っている。真剣に感情を剥き出しにする姿を、なぜ歓迎しない。
今日は誤タップしたなろうコミカライズ作品の無料一巻を読んだが、ひたすらに表情筋が死んでゆくのを感じた。ステータス、鑑定、なんか色々。
『もう全部作者のさじ加減次第じゃん』としか感じない緊張感ゼロの内容に寒いノリに内輪ノリにネットノリに都合のいいヒロイン(多数)。胃もたれする暇もなく脳内を右から左へ駆け抜ける。のめり込んだ私は思わず高速でページをめくり続けた。
🔔『文章』
大丈夫、きっとお里も知れている。よって『野暮』
【くどい】
過剰と被るが、『あ、この部分は作者が集中して変性意識にでも突入して書いたのかな❓』というのを見かける。
私も書いた経験が(多数)あるので、この垂れ流し状態が危険だと理解している。やる分には気持ちいいが、読み手は『いいよそんなの長々書かなくても』なんてきっと思ってる。
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今読んでるコレの、男が虫の幻覚を見る部分でそう思った。やたらに長い。が、今のところ物語自体は面白い。オムニバスが繋がるカンジのホラー小説だ。
【本来は商品のレビューをすべきなのに、配送に関する文句を書いている】
🔔『うん、わかるけど違うよね』
【飽きた】
🔔『うんです』
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