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なつかしさを日常に🌱

岡潔氏が本に書いてたのだが、なんでも遠い海外の海沿いのボロっちい家を見てたら、日本の原風景的に感じて深いなつかしさを胸に抱いたらしい。

でさでさ、自分に置き換えた場合……アレだよ。

小さい頃、学校終わってから帰宅して、家族で海に降りて生き物を採取する。
夕日が赤くとか青くとか染まって、バケツを抱えて庭に戻ると晩御飯の匂いとかしてきてさ

『わーい 今日はカレーだ〜』

って静かに騒がしく思いながら勝手口のドアーを開ける一連の――みたいな。

私の今の家族も、『夏に漁港を一緒に歩いたのがイチバン楽しかった』って言っててさ。ほんとにただ歩いただけなんだ。
あのカンジをさ、日常に取り戻せたらなって。

しみじみと、胸があったかいような。
岡潔氏は『心に春風が吹いたような』と表現していた。

何年か前に、『マインドマップ』っていう思考形式があんだけど、ハマってたんだ。
んでさ、可能な限り小さい頃の印象的な出来事を羅列するって遊びをしてた。
枝が広がっていくような形式だから、『あ、そういえば』って不意に思い出せるワケ。

それを続けてたら胸があたたかかった。
勿論イヤな記憶は除外しつつ……でもやっぱ加えつつ。



忘れてんだ、みんなきっと。
忙しく急かされて、ツンケンして喧嘩して競って。ぜんぶぜんぶ手のひらの上なのに。

勝った時の嬉しさは持続するか❓
24時間戦っちゃうの❓
喧嘩する前に、ちゃんと話し合ったかい❓

でさ、冒頭の岡潔氏のように、海外なのになつかしさを感じるってことは、つまり……

そういうのは『個別的』でなく、人間に備わった『普遍的』なモノではなかろうか。
まるでプラトンの【イデア論】のようだが……えっとコレ、最近まで否定派だったんだ。

『いやいや、経験が思考を形成してるでしょ〜流石に』って。

ちなみに【イデア論】ってのは
『人間は本来生まれ持ってスゲェもん知ってんだぜ。だからみんな夕日を見て美しいとか感じるんだ』みたいな考えだ(多分)

この記事の着地点は一切考えてない……が、このごった返した世の中だけど、みんなが胸にじんわりと『なつかしさ』を持っていればなぁって。

となると、方法論にシフトするワケだけど

どうやるんだろうねぇ



前に本で知ったんだけど……なんだっけ? ユダヤ人?

とにかく、敵国に有能な人を引っこ抜かれて自国の力が低下、侵略される。
引っこ抜かれ先でまぁ、奴隷とかにされるんだけど、時間が経つと家族が増えたりするワケだ。ツラいなりに色々あるんだね。
で、いずれ解放の英雄的なヤツが登場。

めでたく奴隷生活を終え、英雄が言う。
『よっしゃ❗️ 故郷に帰ろうぜ❗️』

……しかし誰もついてこなかった。すっかり、どんな意味であれ『愛着』のようなモノが湧いてて離れられない。家族もたくさん。

その先は忘れてしまったが、まぁブラジルに仕事で斡旋されたかつての日本人と重ならないでもないな。
彼らも地を耕し、定着した。



何言いたいか忘れちゃった‼️

わからない……わからないけど……大切なその『なつかしさ』を常に意識できれば、みんなが少しずつ穏やかになるんかなぁっていう理想論。

もし産業革命以前に戻っても、きっと同じことが繰り返されるだろうし……

みんなが仲良く農業❓ うーん……競争しだしそうだなぁ人間は。

答えは出ませんでした。
『なつかしさ』を自由に感じる能力。
今後の為に課題をパスして保留だ。

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