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これからは個人の時代?D2CとP2Cの違いとは

今まではメーカーから卸、小売店を介する販売形態だったのに対して、ECサイト普及により、D2CやP2Cというビジネスモデルが誕生しました。
今回は、D2CとP2Cについてお話ししていきます。

D2CとP2Cの違い


D2Cとは
D2Cとは「Direct to Consumer」の略称で、企業がECサイトなどで直接顧客に自社商品を販売すること。
ECサイトが普及する前は「メーカー→卸→小売店」の流れで商品が流通していました。
しかし、最近では実店舗を持たずに、ずべてECサイトやSNSなどを通じて販売し。販促や顧客とのコミュニケーションもすべてネット上で完結するのが一般的になってきました。

P2Cとは
P2Cとは「Person to Consumer」の略称で、個人が直接顧客に商品を販売することです。
一個人がオリジナルの商品やサービスを構築し、SNSやブログ、メールマガジンやオンラインサロンなどを通じて、そのブランドや商品への思いやこだわりを発信しながらネット上で直販します。

それぞれの違い

D2Cとの違いは企業が販売するか個人が販売するかという点。
企業の力で顧客へブランド訴求から販売まで行うのか、個人の力で行うのかの違いがあります。

それぞれの共通点
D2CとP2Cの共通点は、「ECサイトを通じて直接販売している」という点。
店舗を持たずともネット上で商品やサービスの販売が可能になったことで派生しています。

P2Cの注目度が上がっている
「個人で稼ぐ時代」と言われている今、個人の発信力が大きな力になる時代になったことで、P2Cの注目度が上がっています。
また、インターネットやSNSの普及によりネット上で発信力のある存在はインフルエンサーと呼ばれ、企業や個人の隔たりなく活躍するようになりました。
個人も企業も同じ土俵で戦えるネット上の環境がP2Cというビジネスモデルの始まりとも考えられています。


成功事例

D2C

人気YouTuber「ヒカル」と「ジョイフル」がコラボ 「冗談抜きで旨いハンバーグ」を発売

ジョイフルは7月27日、ファミリーレストランの「ジョイフル」において、人気動画クリエイターのヒカル氏とコラボレーションした新商品「ヒカル考案 冗談抜きで旨いハンバーグ」「ヒカル考案 冗談抜きで旨いハンバーグ&えびフライ」を発売した。全国の「ジョイフル」および「ジョイフル」出店の通販サイト(「ヒカル考案 冗談抜きで旨いハンバーグ」のみ)にて販売する。長期化する自粛により楽しみが少なくなっている昨今の社会情勢において、「ジョイフル」での食事を通じて喜びを提供したいとしている。

ファミリーレストラン「ジョイフル」は、チャンネル登録者数440万人を超える人気動画クリエイターのヒカル氏とコラボレーションし、新商品「ヒカル考案 冗談抜きで旨いハンバーグ」「ヒカル考案 冗談抜きで旨いハンバーグ&えびフライ」を発売した。「ジョイフル」で特に人気の高いハンバーグに、コラボレーションのために独自開発した金色と黒色の2色のソースとチーズをかけ、ヒカル氏のトレードマークである金×黒のヘアスタイルを商品で再現。ハンバーグを通常の1.2倍のサイズにし、一品で満足できるボリューム感を目指した。


金色の「ハニーマスタードソース」は、肉の旨味を引き立てるマスタードクリームをベースにチキンブイヨンを加えることでコクを出し、隠し味に蜂蜜を加えることで、マスタードソースの辛さとバランスをとり、奥行きのあるソースに仕上げている。黒色の「ビーフカレーソース」は、「ジョイフル」でもおなじみのビーフと野菜を長時間煮込んだカレーソースを使用。難しかったという黒色は、竹炭で着色することで実現した。それぞれのソースでも、2色のソースを組み合わせても、お互いの味が引き合うよう何度も試作を重ねたという、本コラボレーションだけのオリジナルソースとなる。「ジョイフル」店舗での価格は、「ヒカル考案 冗談抜きで旨いハンバーグ」が799円(税抜)、「ヒカル考案 冗談抜きで旨いハンバーグ&えびフライ」が1054円(税抜)。

全国の「ジョイフル」店舗で販売し、テイクアウトやデリバリーでも取り扱う。さらに「ジョイフル」が出店している「Amazon」や「楽天市場と」いった通販サイトでも販売し、「ジョイフル」の店舗がないエリアの人でも楽しむことができる。今後は大手スーパー・ドラッグストアでの販売も予定している。

長期化する自粛により楽しみが少なくなっている昨今の社会情勢において、「ジョイフル」での食事を通じて利用者に喜んでもらえるものを提供したいとの想いから決定という今回のコラボレーションは、YouTubeをはじめ、新たな企画や事業にも精力的に取り組み、成功を収めているヒカル氏の姿に感銘を受け実現したという。また、ヒカル氏は、自身の「Hikaru Chanel」内においても、地元兵庫県にある「ジョイフル」に来店し、好意的に利用しており、今回のタッグにより新たな顧客に「ジョイフル」の魅力を届けたいとしている。

コラボレーションに伴うインタビューでは、ヒカル氏がコラボレーションにかける想いや、新商品についてのこだわりなど、コラボ企画への意気込みを語っており、その内容を「ジョイフル」のサイト内に開設した「ジョイフル×ヒカル コラボレーション」特設サイトや、「ジョイフル」各店舗のメニュー裏面で見ることができる。



P2C

RICAFROSH

人気モデルの古川優香さんプロデュースでローンチし、成功を収めたコスメブランドのRICAFROSH。
注目すべきは古川優香さんのネームバリューに頼り切るのではなく、本人が心から納得する商品を作り、ファンに届けられるようにしたこと。
ビジネスサイドが商品の特徴等の情報を発信することを控えて、古川優香さんとファンとの交流の延長線上でブラントを知ってもらえるようにしました。
例えば、古川優香さんの誕生日にサプライズとしてRICAFROSHをローンチしたのは、その戦略のひとつです。

これにより、広告は一切せずリアルな情報発信を追求してブランドの認知をとっています。
D2Cに比べ、消費者とより密接なコミュニケーションが取れることがP2Cの強みと言えるでしょう。


まとめ

今回は、D2CとP2Cについてお話ししていきました。
次代の流れによって変動するするビジネス。
自社商品に適した販売方法はどんなものなのか見極めるためにも、EC事業者が今はどんな販売モデルが主流なのかを知ることはとても大切です。

次代の流れに合ったビジネスモデルを知り、自社商品に適した販売手法を考えていきましょう。

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