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青山泰の裁判リポート 第6回 「たかがスピード違反」と侮るなかれ!道路交通法違反で、刑事事件として裁判になることも…
全文無料公開。スキや、フォローや、投げ銭などをしていただける記事を目指しています。一人でも多くの方に読んでいただけるとうれしいです。 ≪飲酒運転やあおり運転はNGだけど、交通量の少ない高速道路で多少のスピード違反は問題ないのでは≫ ≪車の流れに逆らって、制限速度で走る方が危険な場合もある≫ ≪自動車の性能も上がっているので、スピードの出し過ぎだけなら危険性は少ないはず≫ SNS上では、そんな主張が散見している。 しかし、スピード違反は重大事故を招く危険性が高く、道路交
¥100青山泰の裁判リポート 第5回 独身と偽って婚活パーティーで知り合ったシングルマザーを、自殺に見せかけて殺害したのか?
全文無料公開。スキや、フォローや、投げ銭などをしていただける記事を目指しています。一人でも多くの方に読んでいただけるとうれしいです。 2024年3月4日、東京地裁715号法廷。 渡辺被告は、両脇を刑務官に挟まれて、まっすぐ前を向いて無表情で入廷してきた。 被告人の渡辺毅(仮名・45歳)は、婚活パーティーに参加して、シングルマザーの石本真由美さん(仮名・37歳)と知り合い、2018年から交際を始めた。 2年後、真由美さんは妊娠したが、渡辺の希望で中絶。何度か別離と復縁を繰り
¥100青山泰の裁判リポート 第4回 友人の10歳の娘に性的暴行を繰り返した男。卑劣すぎる犯行は、8年後にようやく発覚した。
全文無料公開。スキや、フォローや、投げ銭などをしていただける記事を目指しています。一人でも多くの方に読んでいただけるとうれしいです。 2023年4月10日、東京高裁720号法廷。 被告席に座ったのは、濃いグリーン色のセーターに白いシャツ姿の中年男性。被告の青田康司(54歳・仮名)は大柄で、眼鏡をかけたロマンスグレーの紳士のようにも見えた。 青田被告は、一審で懲役5年6月の判決を受けたが、判決に不服で控訴していた。罪名は強制性交等罪(※犯行時の罪名は強姦罪)で、被害者のA子
¥100青山泰の裁判リポート 第2回 母親を暴行死させた36歳の息子は、10歳から家事と育児に追われる“ヤングケアラー”だった。
全文無料公開。スキや、フォローや、投げ銭などをしていただける記事を目指しています。一人でも多くの方に読んでいただけるとうれしいです。 ≪実の息子から50回以上も暴行を受けた母親は、意識不明のまま5か月後に死亡した≫ 検察官による冒頭陳述で、傷害致死事件の概要が読み上げられた。 2022年7月、佐久間康彦被告(仮名・犯行当時36歳)は、自宅で実母(55歳)の顔や身体を一週間にわたり、計50回以上、殴ったり蹴ったりした。被告人が「母親にしつけのつもりで暴行したが、今日は当たり
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