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この夏、観たかったアニメ

 こんばんは、ニジマスです。八月も終わりを告げ、僕たちは九月に足を踏み出しましたが、夏の暑さはまだ忘れられていません。長い長い残暑です。
 夏の終わりかと思われましたが、夏の終わりの始まりだったのかもしれません。であれば、夏の終わりの始まりの終わりはいつになるのやら。

 今回は、僕がこの夏の間に観たかったアニメを紹介しようと思います。観たアニメではありません。観た"かった"アニメです。つまり観れていません。観れなかったというか、観る機会を失ったというか、観たいけど観ようという気持ちとちょうど重ならなかったというか......なんにせよ、観れなかったんです。

 では早速、観たいと思った理由と共に紹介していきましょう。


『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』

 そう、かの有名な「あの花」です。僕まだ観たこと無かったんですよねぇ。何やら今年が十年後の八月らしいじゃないですか。超エモいっすね。
 あの花を存じ上げないという方のために説明しますと、あの花のED(で合ってる?)の歌詞の中に「十年後の八月また君に出会えると信じて」とあるんですな。あの花が放送されたのが"2011年"。つまりちょうど十年前なんです。そして今年がその十年後の八月だったんですよ!もう九月なんですけど! めちゃんこエモくないですか!
 そもそもあの花がどういうお話か。皆さんの方が詳しいかもしれませんが、主人公達6人は小学生の時によくあるグループというか、クレヨンしんちゃんで言うところの春日部防衛団みたいなものを作っていたんですね。
 しかし時の流れというのは残酷なもの。いくら小学生の時に仲が良くても、次第に疎遠になっていってしまう。人間関係とはそういうものなのです。そんな中、当時の仲間であった女の子がある日幽霊となった主人公の前に現れるんですよ。それをきっかけに皆は再会を果たすわけなんですね。
 まるで観たかのような口ぶりですが、僕は観ていません。何回でも言いますとも。実際観てはいませんが、あの花という作品はめちゃんこ有名で人気作なので、どこかで知るきっかけというのは結構あります。声優さん豪華やし、女装したりするし。

 僕があの花を観たかった理由は、先ほども説明した中にあったように今年が十年後の八月という所です。ちょうどこの機会に観ておこうかなと思った次第でございます。まぁ観ていませんけど。観たら、なんでもっと早く観ておかなかったのか後悔することでしょう。今までもこういうことめちゃあります。また、僕の中で「夏と言えばあの花!」みたいな所あったので是非観たかったんですよね。観れてませんけど。あのセリフ聞きたいじゃないですか。


『時をかける少女』

 こちらも有名な作品ですよね。なんで観てないんだと言われると思います。意外と有名どころは通って来てないんですよねぇ。「サマーウォーズ」も観たこと無いし、「ひぐらしのなく頃に」も観たこと無いし。
 夏に関係なくなりますが、魔法科高校の劣等生もリゼロもSAOも鬼滅も観たことありません。むしろ何観てんだと言いたくなりますね。僕もそう思います。

 こちらを観たかった理由は、先ほどのあの花と同じく「夏と言えば」みたいな所があったんですよね。あの花と違い、こちらはタイムリープものとしか事前知識がありません。昔、実写化のほんと一部分だけ観たことがあるようなくらいです。なので、ほとんど知りません。いやぁ~観たかった。
 
 何故観なかったのか.........なんでやろな。学生時代って可能性に満ち溢れていて、色んなことに挑戦していった方が良い、とよく聞くじゃないですか。
実際そうなんですけど、僕みたいな人間ってそんな簡単に行動できないんですよねぇ。「あっ、これやりたい!」と思ったことでも、一日もすればやりたいけどやる気が無い状態に突入してしまうんですよねぇ。思ったときに行動するのが解決策なのはわかっているんですが、解決策がわかっているのに解決出来ないのが人間の性ですよね。「人間には感情がある」って本当に都合の良い言葉ですよね。


 そんなわけで僕がこの夏、観たかったアニメを紹介しました。
多分観るのは二十年後の八月とかでしょうか。


 それでは、また。

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