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ソングライティング・ワークブック 第101週:ちょっと一息

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あと、書くことは...

ざっとここまで書いてきた目次を眺めて、あと何か書くことがあるか考える;

  • 形式について。ヴァース‐プレコーラス‐コーラスまでは触れている。コーラスの後にポストコーラスという、もうひとつのセクションが来ることがある。コーラスに何か重ねる(Britney Spearsが歌う『Oops!…I Did It Again』みたいに)ものもあるし、新たなメロディが同じコーラスとコード進行で来ることもある(Siaの『Chandelier』のように)。このSpearsの例とSiaの例はかなり性格が違う。そういうことについても考えてみようか。特にSiaの例はコーラスの後にコーラスと同じコード進行でいったん盛り上がったものを鎮めるという役割があって、そういう流れにふさわしいメロディや歌詞などを考えるのもいいだろう。

  • 形式について。最初から最後まで複数のフック(掴み)だけでできているような歌もある。それについても考えてみたい。

  • 形式について。メインストリームのポップス以外の分野ではもっと自由な形がよくとられる。それは、創って演奏する人たちが何を優先しているかによる。ギターソロを聴かせたい、観客を踊らせたい、芝居に組み込みたい、いろいろあるだろう。クラシカルの例もふくめればその多様性にはきりがない。挿入や延長についてはすでに触れているけれど、何をもってひとつの段落を締めくくるか、などについて考える。あるいはもっとオープンに、終わらなくてもいい、という考え方もある。

  • ハーモニーについて。理論講座ではないのだけれど、ジャズのハーモニーについても考えてみる。JPopは、1970年代から80年代にかけてのフュージョンのスタイルの影響がたぶん今でも大きいのだろう。他のスタイルとの比較もする。それぞれ優先することが違うと言える。

  • 道具について。DAWについてまだ掘り下げていない。もっとも、DAWの使い方をいろいろ指南するというようなことは私にはできないけれど。

  • 編成について。ブラス、ストリングス、オーケストラ、合唱、などを含んだ大編成のものについては触れていない。ここはソングライティングについての場所なので、編曲の手ほどきをする気はない(できない)。でも、いくつか大きな編成のものの例を挙げてみてもいいだろう。

  • テーマに関しては、もう書くことはないかな、という気がする。

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