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顧客との接触媒体は何が効果的か?

顧客と接触するのはどの媒体を選ぶべきか?


私がコンサルタントして独立した15年ほど前は、メールマーケティングが流行っていました。

その専門のコンサルタントも大勢いました。

メールマーケティングは、メールで顧客や見込み客と接触して販売して行く手法です。

現在では、メールだけでなく、ラインやインスタグラムなどSNSを活用したマーケティングもポピュラーになっています。

今後もネットを通じたさまざまな接触媒体が現れ、消えて行くことでしょう。

基本的にネットでの接触はメールでもSNSでも相手に与える影響力は同じです。

ただ、到達率や開封率、つまり開いてもらえるか、読んでもらえる可能性が高いか低いかはその時々の媒体力で変わってくるでしょう。

つまり、ネットでは1対1であっても1対多の接触であっても、リアルな接触ではないということです。

ネットとリアルの媒体を組み合わせる


私がよくアドバイスするのは、接触にはリアルとそうでないネットの媒体を組み合わせて接触することを推奨しています。

つまり、それぞれの訴求力が違うということと、コストの問題、それと関係性の深さに関わるからです。

まず、訴求力が高い順番に並べてみましょう。

・実際に会う
・電話
・DM(手紙など紙や物の媒体)
・メールなどネットでの媒体

大まかに分けてこのような順番です。

実際に会うのが最も訴求力が高く、ネットが一番低いと一般的に考えられます。

しかし、コスト面で考えると、実際に会う場合、時間を拘束され、会うための場所まで行くか、来てもらいことになり、そのためのコストがかかります。

また、電話も電話代がかかります。
DMも送料、紙代、印刷代もかかります。

しかし、ネットは通信費はかかっても、最も安価に接触できます。

訴求力の高い接触方法は?


また、訴求力が高い接触方法になればなるほど、相手に負担をかけます。

よく知らない人が、実際に会いに来られても迷惑です。
また、よく知らない人から突然、電話がかかってきても、迷惑なだけです。

だから、これらの接触をする場合、ある程度の関係性が構築されている必要があるのです。

DMやネットでのメールだと、時間のある時に読めばいいですし、無視することもできます。

まあ、あまり知らない人や会社からメールがきても、ほとんど無視されますが。

コストもかからず、気軽に接触できる分、訴求力も落ちるのです。

なので、合理的に考えれば、ネットだけでもリアルだけでも効果的ではありません。

だから、うまく組み合わせる「コンタクト・メディアミックス」をする必要があります。

ネットやDMは訴求力は下がりますが、ソフトな接触方法です。なので、関係性がまだ構築されていない、見込み客や新規顧客に有効です。

最初はコストのかからないネットでの接触を中心にします。
そして、ポイント、ポイントでリアルなDMを送付するのです。

そうするとことで、コスト的なバランスも取れます。

顧客との関係性の構築がカギ


そして、関係性が構築できてきたら、リアルな接触をすると顧客にとっても、販売する側にとっても有効です。

ただし、通販や顧客数が多い場合は、リアルな接触は難しいです。

そのためには、関係性マーケティングの仕組みを活用します。

例えば・・・
1対1の内容のDMなど(この場合は私信の手紙です)で接触してより深い関係性の構築をすることで、ライフタイムバリューの向上を目指すのです。


【自己紹介】
中小企業のための関係性マーケティングのコンサルティングをしています。

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【スタートプランとは?】
顧客データベースがない、もしくはマーケティングのためのデータが構築されていない場合でも、弊社でマーケティングデータベースを構築します。しかも、費用負担ゼロです。
私の完全サポートで無理なく関係性マーケティングDXが導入できるスタートプランです。
まずは、無料でご相談ください。無理にコンサルは勧めませんので、興味のある方、相談されたい方はぜひ。
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