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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_リピートしない業種は?

リピーターを増やすことが売上拡大の鍵です。しかし、そもそもリピートしない商品を扱っていたら?

以前にもお知らせしたことがありますが、そもそもリピートしない商品を販売している場合、関係性マーケティング は使えないのでは?
という問い合わせをいただきました。

パソコン教室の方からは、例えばエクセルの使い方のコースがあって、そのコースを卒業した人には、もう教えることがないので、リピートは生まれないとのことでした。

これは、あなたにもお分かりのように、別のコースを作ればいいだけですね。
ワードのコースや、パワーポイントのコースなど。

または、エクセルでも中級編、上級編コースなどです。

それと、不動産仲介の方から、不動産仲介すれば、それで終了なので、リピートは生まれないとのことでした。

これは引越しや新しい暮らしに関わる別サービスを作ってそれをおすすめすればいいのです。

また、この部屋がいいと思って実際に、住み始めたら色々と不具合がわかってきて、引越ししたいと思う人もいるかもわかりません。

私も経験あるのですが、ミニキッチンが予想以上に使いづらくもっとキッチンが充実している部屋に引越ししたいと思っていました。

また、夜中にインターホンを押す輩がいて、とても困っていましたので、これも引越ししたいと思った要因でした。

このような時に、「近くに同じぐらいの家賃でこんな部屋もありますよ。」というDMなどを送ってくれたら、真剣に検討していたでしょう。

また、結婚式場、葬儀などもリピートされないと思われる業種です。

これらも、別のサービス開発や紹介施策を展開して、それをおすすめすることでリピートが生まれます。

もちろん、本業のサービスでお客様対応がとても良いということが、リピートされる条件です。
「あの人が、おすすめするなら、お願いしても間違いない」
そう思わせれば、色々なサービスでリピートされます。

以前、ハンコ屋さんが、ハンコを買っていただいたお客様に旅行やその以外の商品のリピートをすすめている事例もありました。

つまり、実質的にハンコはフロントエンド(集客商品)となっていたのです。

このように、どのような業種でも、工夫次第でリピートは生まれます。


CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています。
(現在、関係性マーケティングは関係性マーケティングDXとして中小企業のデジタルトランスフォーメンションの推進を後押ししています。)

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