現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_コツコツと続ける
昔から「継続は力なり」と言いますが・・・
顧客ロイヤルティを高めること。
これが、関係性マーケティングDXの最大の目的です。
それには、顧客とのコミュニケーションを、頻繁に継続して行なわなければ、いけません。
でも、多くの会社では、その場だけ何かして終わりです。
サンキューレターを出して終わり。
思いついた時に、何かのキャンペーンをして終わり。
1回だけ、手紙を出して終わり。
これでは、関係性が築けるわけがないですね。
でも、やっている方は、過剰な見返りを求め、
「手紙を送ったけど、まったく売上げに結びつかなかった。」
と、すぐに諦めます。
顧客が去っていく理由とは？
そして、また、既存顧客との接触をすることなく、
歳月だけが過ぎ去っていきます。
そうすると、顧客は確実に離れていきます。
そもそも、あなたの会社を覚えていません。
1回だけコミュニケーションしても、すぐには、信頼関係が築けません。
また、コミュニケーションは継続して行なわないと、信頼関係は築けません。
それで、「売上げが増えない・・・」と嘆く日々。
本当に、もう少し、現実を見つめて、ちゃんとしてください。
と言いたいです。
親しい友人が今や赤の他人
こんな時に、お話するエピソードがあります。
私が独立前に働いていた会社には、共通の趣味をもった仲の良い同僚がいました。
仕事でも助け合いながら、親交を深めていました。
私はとても彼を信頼をしていました。
私が独立しても、数年は、たびたび会っては、食事などをしていました。
私は、これからも、ずっとこの繋がりを大切にしたいと考えていました。
しかし、今はお互い違う仕事をして、違う環境にいます。
接点がなくなったのです。
お互いの仕事も多忙ですので，連絡する間隔が徐々に開いていきました。
とうとう、年に1回か2回、連絡するかどうか、と頻度も少なくなってきました。
そして、向こうからもメールや電話がなくなりました。
こちらからメールをしても、返信されることも無くなってきました。
さらに、年賀状もお互いに書かなくなりました。
元の他人に戻っているのです。
もちろん、街でバッタリと会えば、挨拶ぐらいはするでしょう。
でも、昔のような関係性では無くなっています。
これは、会社の同僚ですから、これまで数年積み上げてきたコミュニケーションがあります.
なので、関係性を取り戻すことは、何かのキッカケがあればできるでしょう。
お客様と関係性を築こう
しかし、お客様とあなたの関係では、どうでしょう？
もう、完全に忘れられています。
せっかく、商品を気に入っていただいて、お付き合いが始まったのに、今や元のその他大勢の関係のない人になっているのです。
これで、あなたのビジネスが繁栄すると言えるでしょうか？
すぐには結果は出ません。
コツコツと自分を見失うことなく、過剰な見返りを求めるのではなく、交流することが、いつか大きく花咲くのです。
CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています。
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