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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_情報のゴミから出た答えはゴミだった

素晴らしい販促システムは使えるのか?


昨日も、顧問先に行った際、LTV(ライフタイムバリュー=顧客生涯価値)
を高めるシステムの記事を拝見しました。

通販用に特化したシステムの紹介でしたが、顧客分析を様々な角度から行なうことが出来るシステムのようです。

顧客情報や購買履歴などから、リピーター促進につながる情報を取り出そうとするようです。

私は、このようなシステムは経営者にとっては魅力的に見えると思います。

しかしながら、実際にこのような高価なシステムを導入したところで、それほど、使えないと思います。

実際は、販促システムは使えなかった


それは、私がこれまで20年間のマーケティングのお手伝いをしてきた中で、
多くの企業が導入してきた、数々の同類のシステムを見てきたから言えます。

「知りたい答え」を次々出してくれる「魔法の箱」のように思えますが、
実際に答えがでることは、ほとんどありません。

さらに、出たところで、使えるような答えではなかったりします。

結果的に「当社では使えなかったので、これをカスタマイズするか、
違うシステムを探してこい!」ということになります。

結局は、お金と時間の無駄になったという例はいくつもありました。

私は当時のカスタマーは大企業だけだったので、それほど大きな問題にはなりませんでした。

なぜなら、資金力があるからですね。

これが、中小企業なら大打撃です。

ところで、どうして、これらのマーケティングシステムが実際に使えないケースが多いのでしょうか?

それは、システム的な問題も多くありますが、一番の大きな問題は中に入る肝心の元情報(顧客基本情報や購買履歴情報)がいい加減だからです。

適当な情報を分析した答えは、ゴミだった


つまり、情報の精度が低いのです。

普段、ビジネスをしている際に、そのあとのマーケティングに使うための情報集種をしているという意識は、ほとんどありません。

結局は、ビジネスが円滑に回り、儲かればそれでいい。
という考えなので、そのあとの分析がどうのこうのは考えないのが普通なのです。

精度の低い情報(これを悪い言葉ですが「ゴミ情報」と言っています)
から出た答えは、どんなに素晴らしい分析をしても、使えないのです。

つまり、「ゴミからでてきたものはゴミ」ということですね。

さらに、問題点はあるのですが、それはまたの機会にしましょう。

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