父親の切手帳・私のチョロQ
終の住処が決まって1ヶ月が経とうとしている。
最近は1日、1週間、1ヶ月の時間が過ぎるのが早い。
もうあと3ヶ月で1年が過ぎてしまう。
荷物の整理をし始めるといろんなものが出てくる。段ボールを開けると、巾着袋が出てきた。中を見ると、チョロQが何個も入っている。子供のおもちゃか。昨日、家族LINEがありチョロQの話をしたが子供達は不要のようだ。
私は車が好きなので、机に飾っておこう。チョロQはかわいいし。
違う段ボールを開けてみた。
見慣れないノートが1冊出てきた。切手帳だ。開くと古い切手が何十枚と雑多な感じで並んでいる。4年前に亡くなった父親のものだ。
札幌オリンピックは昭和47年冬。沖縄海洋博覧会は昭和50年51年
お年玉年賀はがき当選切手は昭和48年から飛び飛びで昭和64年まで。
いろんな切手がたくさん。5円や7円切手。年代を感じる
外国の切手。どのように入手したのか。
それ以外にも日本製と外国製の使用済み切手も何十枚もあった。
私に切手の知識があれば良かったのかもしれないが、知識も興味も全く無い。
売却も考えたが、それでは収集した父親も浮かばれないと思い、ネットで寄付を募っているところがあるか検索してみた。すると某動物協会のサイトに行き着いた。使い道があるようなのでここに寄付することにした。父親も切手も一番喜んでくれるだろう。
そうか、机に飾ったチョロQも終の住処を考えておいた方が良さそうだな。
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