物語は序盤 前半戦
もう終わりだと思っても終わらない
最低最悪だと思っても続きがある
伏線はすべて回収され
布石はことごとくつながり
ハッピーエンドのあとでさえ
まだエンドロールと続編がある
もし今が最悪だ 終わりだ と思うなら
まだ物語は 序盤も序盤 前半戦
流れは起承転結
これから 転 が始まるところ
人生は 世界は 現実は 物語じゃない?
そうですか?
物語は人生を基に書かれているのに?
物語が世界や人生より先にあったと思いますか?
物語より先にこの世界があったのでは?
物語とそのリアリティは
人生とこの世界を基に作りだされてる
リアリティ 現実味 という言葉が
そもそも 現実 という言葉から
生み出されているように
事実は小説より奇なり というでしょう?
作家も役者もこの現実世界を
ようく目を凝らして観察して
物語を生み出しているのではないですか?
暗い夜の後にまばゆい朝が来るように
寒い冬の後に暑い夏が来るように
好転反応があり回復してゆくように
美しいエンディングを見る前に
映画を止めてしまうのはあまりに
もったいない
もし今が最悪だ 終わりだ と思うなら
まだ物語は 序盤も序盤 前半戦
ほとんどの物語は
そこから面白くなってゆくんです
あなたの人生も この星の未来も
ここから面白く輝かしくなってゆくのでしょう
違いますか?
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