嫌な出来事、ネガティブな経験を減らす方法

これが私が出す初めてのNOTEとなります。
NOTEの作法などあまり良く分かっていないので、もしお読みの方が何かしらの違和感をお感じになられたなら、ぜひ温かい目で見守って頂けると幸いです。

では本題に入りましょう。

私はもう何十年もこの身柄と性格(精神)を使ってますのでよーく理解しているつもりです。

私が一番嫌いなのが自分のこのウジウジした性格。もう大嫌いです。
あのときにこーしておけばよかった、あのときのこれがどうしても嫌だ、憎ったらしい!
と何度も何度も思い出しては不愉快になっちゃって・・・

こういう反芻ムカムカってホント、駄目なんです。
ヒドイときは真夜中に寝ている最中に突然思い出してしまって起きてしまいますし、一度起きたらもう寝られません。
マイナスしか無い。マジックポイントがガンガン削られていくのが分かります。
そこでどうしたらいいか、対策を考えました。考えついたものは2つありまして、1つはその嫌なこと、ネガティブな経験をできるだけ減らす方法、そしてもう1つが嫌な経験をしてしまった後にこの嫌な思い出の重荷を減らす方法、です。今回はそのうちの前者を書いてみようかと思います。

まず少し考えてみてください。過去に起こった嫌な経験を思い出し、それがどういうときに何をきっかけにして起こったでしょうか。そして色々と嫌なことって発生しますが、それらの嫌な出来事は幾つかの種類に分類できるように思いませんか?
まず考えうる範囲でいいので、分類してみましょう。

1.病気や怪我を発端としたもの。
2.いきなり降って湧いた事故のようなもの。
3.人間関係を発端としたもの。
4.自分の努力不足、能力不足によるもの。
5.その他

私が簡単に思いついたものでしかありませんが、大まかに5分類してみました。
この中で最もあきらめが付くもの(というと妙ではありますが)が「1.病気や怪我を発端としたもの。」でしょう。自分自身の体のことなので例えば病気でツラい、怪我でツラい、と言っても病院に行き、もしくは薬で対処するしか手がありません。この傷病時の嫌な経験はもう、健康を維持する、という至極真っ当な答えしか出てこないのです。

次は「2.いきなり降って湧いた事故のようなもの。」です。
例えば本当に事故に遭う、スリ被害や空き巣の被害者となる、火事や災害などで被災する、などなど、もう本当に予期せぬ事故としか言えないようなものです。
こういったもらい事故のようなものについては、きちんと事前の対策を行っておけばかなりの確率で嫌な経験を減らしたり、回避できたりします。
例えばスリ対策ですが、国内に住んでいると確実にこのスリ対策って頭から抜け落ちてます。しかしもし海外旅行などをすることになった場合、スリ対策を忘れていると高確率で被害に遭うことでしょう。逆に言えば対策しておけば十分に防げるわけです。空き巣も同じです。屋内に盗まれて困るようなものを置かないことはもちろん、家が留守だと思わせないような対策は今この世の中であれば十分できますから。そして災害などの対策も同じです。
これらの「降って湧いた事故のような嫌な経験」については、事前に十分な知識と準備さえ行っておけば、嫌な経験を回避できたり減らせたりできるはずです。
これ以上の細かい対策は専門家や専門的な情報網に任せます。ここではいかにそういった対策によって嫌な経験を減らせますよ、という注意喚起に留めておくことにします。 

そして大問題なのが「3.人間関係を発端としたもの」です。
とある作家が書いていました。人間の悩みの多くは人間関係からくるものだ、と。私も同意します。
ではこの人間関係からくる嫌な思いや嫌な経験はどうやれば減らせるでしょうか。実はこれ、けっこう難しいんですよね。
ですが私はここで2つの提案をお示しすることにします。

ひとつ目は、嫌いな人、苦手な人、相性が悪い人、一緒にいて楽しくない人、自分をいつもの自分から変化させないと一緒にいるのが大変な人。こういった人とは疎遠になるか、できるだけ距離を置くようにする、です。
もう説明の必要はなさそうですが念の為に書くと、疎遠になる、とは物理的、精神的に距離を置き、できるだけ関わりを持たずにいる、ということです。とはいっても例えば仕事上の付き合いでどうしても疎遠に慣れなかったりする場合もあります。そういうときはドライに割り切って関係を維持するしかありません。つまり仕事上の付き合いだけに徹し、無駄な会話を避け、他の同僚に任せられる部分は任せる。付き合いで飲みに行く必要は無く、ランチも別にする。残業や休日出勤などもその相手の有無によって決める。
これを続けると、自分から何も言わなくても周囲には伝わります。あ、この2人は相性が悪いから組ませてもいい成績は出せないな、と。すると周りが上手く動いてくれるときもあるかもですからね。
そしてふたつ目は、逃げる、です。ひとつ目の強化版ですね。相性が悪い友人は切る、会社の先輩に目をつけられたら会社を辞める、自宅を特定されてるなら引っ越す、などでしょうか。人生色々ですから嫌なことがあれば我慢せずに逃げてもいいんです。でもまあ程度の差はありますから、我慢の範囲は自分で見極めておいた方がいいですけど。
それでいいんだ!と思えばもう簡単です。自分の子供が学校でいじめ被害に遭っているなら、引っ越して転校させる。会社の人間関係で悩むものの転職先を探せずに悩んでいるなら、まったく未経験の業界に転職する。鄙びた温泉宿での女中や運送業界での運転手など、未経験でも引く手あまたの業界はあるものです。そういったところで少し身を置き、落ち着いたところで元の業界への復帰と転職を模索する。
人間関係で煮詰まり、悩み、悶々として精神的にも肉体的にも不健康になるくらいなら割り切って自分の居場所を変えるのも悪くないと思います。

そして一番対処が簡単なのが、「4.自分の努力不足、能力不足によるもの。」です。仕事上で自分の能力不足によってとあるプロジェクトに支障をきたした場合、まわりからは責められるし何とかしようと残業や休日出勤、帰宅後の仕事などで疲弊します。それが好きでならいいのですが、好きでも自分の能力不足が原因であれば対処が難しい。
もうこういった時は我武者羅に頑張るのではなく、周囲に助けを求める。そして自分の能力が足りないことを暴露し、それでもプロジェクトが進むように周りを巻き込むしかありません。ですがこれが中々できないんですよね。
ですが一旦認めてしまえばもう気が楽になります。自分の能力が足りないなら時間をかけてでも養うしか無い。自分の努力が足りないならどうすればいいのかアドバイスをもらう。
周りの人たちはあなたが思っている以上にあなたに関心を持ってません。なのであなたがどういうところで迷い、悩んでいるのかは相談されなければまったく分からないか、もしくはそう思っていたとしてもHELP要請がなければ口を突っ込みにくかったりするものです。

このNOTE記事の最後に書くのは、「5.その他」なのですが、これはもうその他なので事前対処など分かるはずもありません。
ということは、「嫌なことが起こってしまった場合にどうしたらいいか」、を考えるしかありません。

ということで次はこの、「嫌なことが起こってしまった場合にどうしたらいいか」についてNOTEを記そうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?