2022カタールW杯最終予選開始・選考理由をあえて真面目に考える④FW編


さて試合開始の19時まで時間が無くなってきました。

FW編です。


大迫 勇也 ヴィッセル神戸 1990/182
古橋 亨梧 セルティック 1995/170


まずは率直な意見として人数が少なすぎる気がします。

 ①最終予選の初戦でリスクのある抜擢ができない監督、②移籍したばかりの選手は呼べない。としているのが見え見えなのですが、それなら何故古橋は呼ばれたのでしょうか。移籍したばかりのセルティックで絶好調な事、監督が日本人選手を好んでいるポステコグルーなことを考慮すれば確かに呼んでもいいでしょうが今回選考の条件としているところからは外れます。まぁそれでも好調な選手・コンディションがいい選手を呼ぶのが攻撃陣は特に重視すべきだと思いますのでそれでも理解できますか。


 浅野拓、オナイウ阿(*)、林大地、原大智が呼ばれていないのは②の理由からですね。鈴木武蔵はなぜなのでしょう?所属先で数字こそ6点ですが主力としてプレーしていました、北川も数字が少ないからでしょうか?それなら国内で彼らより点を取っていてA代表も経験している五輪組の前田大や上田が呼ばれない理由が分かりません。Jでブレイク中の山下、酒井宣の鳥栖コンビが経験がないと呼ばないならACLにでるとはいえ小林悠、大久保、岡崎らが名前すらでてこないのも疑問です。*南野に代わりオマーン戦後に追加招集


 大エース大迫勇は絶対に呼びたかったのでしょうが、国内復帰をしたばかりそれなら国内組から杉本、興梠、川又、金崎、柿谷ら代表歴のあるベテラン勢、若い田川、宮代、遠藤大などブレイクしつつある選手に声をかけられなかったのでしょうか。五輪に出なかった選手をなぜ呼んだとメディアが騒ぎそうですが他国なら別に育成年代の大会で呼ばなかった選手を忖度で呼ばないなんてやりません。調子がいい選手だからよんだとハッキリ明解な理由だからです。大迫を呼んだのなら同じく神戸に加入した武藤嘉だって交渉の余地はあるはずです。

 結局、今の代表監督は配慮、忖度、情熱、嫌われなさだけ一流なのです。情報収集力や仕事のアップデートができていないのです。広島時代の失敗から欧州に勉強に行ったというのはサッカーファンは知っています。でもそれがあの頃と何も変わっていないのです。別に欧州サッカーのトレンドを何でもまねろとは言っていません。でもこれだけ欧州でプレーする選手がたくさんいて、それだけ人材を派遣してもまだ人材が枯渇していないJにもいい選手はたくさん育っているのです。いわばどんな料理でもおいしくつくれるような状況なのです。過去最高の成績をカタールで出せるだけ準備は選手サイドはできているのです。ですから余程調理法や変な味付けでなければ歴代最高成績を出した監督といえる名誉をつかめるのです。でもeuroの高水準のサッカー、南米勢の人材豊富さをみればそこに食らいつくの難しいと私は考えています。監督としてレベルや経験値は今回最終予選の対戦国でいえば下から数えるほうだとすら思います。最終予選は過去も苦労してきましたが監督・コーチ陣の面で苦労するという例が過去にない事態を迎えそうです。

 

 年内の日程である程度突破が見えているように祈りますがもしそうなったとしても森保監督の功績ではないという事を多くのサッカーは代表戦やW杯ぐらいでしかみないという人にも理解して今回の最終予選をみて一喜一憂してほしいです。最終予選の放映権が高騰し、ホームの試合しか地上波でやらないという事態が今後の日本サッカー界にとってもまずい状況であるのもおそろしいのですが。


さて家に帰ってしっかり代表を応援します。。。もちろん選手を。

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