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中国における推薦入学「保送bǎosòng」 #北京大学 #清華大学

先日ある中国人から、中国においても(日本と同様に)高校から大学へ推薦でいける推薦入学があることを教えてもらった。これを「保送bǎosòng」というらしい。

中国の大学入試いえば、「高考」という日本のセンター試験の20倍規模の熾烈な競争が有名である。

(2020年7月に行われた「高考」の受験者数は1,071万人。2020年1月の日本のセンター試験の受験者数は55万人の20倍)

ただ、日本の大学にもあるように、高校からの推薦で入学できるところもあるようだ。

私が驚いたのは、北京大学や清華大学という超名門校にすら、この「保送bǎosòng」で進学できる、ということ。

てっきりこれらの大学には倍率何千倍という「高考」の競争でしか入学できないのかと思っていたがそうでもないようだ。

たしかに日本を含む海外からの留学生なども「高考」を受けていない。

名門校でも様々なルートで入学できるようだ。

私が話を聞いた方は、南京外国語学校(通称は南外(なんがい))という江蘇省南京市玄武区に在る名門中等教育学校の方。この学校だと、北京大学や清華大学などに数名枠があるようだ。

ただし、「保送bǎosòng」についてはこちらの競争も並じゃない。

むしろ優秀な生徒が集まる高校で圧倒的な成績を学内でとっていなければ推薦してもらうことはできないというのだから、「高考」より難易度が高い可能性もある。




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