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専門家から効率的に学べるコミュニケーション形式を考える3つのポイント

立花隆さんが、著書の中で、

大学の講義はつまらない、彼の本を読んだほうが圧倒的に効率的だ、だから授業には出ないで、授業終わりに行って質問だけしていた。

というようなことを書いていた。

私もそう思う。知識的なこと(つまりif-then文)は、本を読んだほうが早いし、見直したいときもすぐに見れる。

でも、それでも分からないことは専門家に聞きたい。

本を読んでもわからないことってなんだろうか?

3つある。

まず、シンプルに本では説明に納得いかないところだ。これは頑張れば他の本で解決できる。

次に、全体の学習の方向性。まずどの本を読んで、次はどれがいいのか、など。

最後に、その道の専門家からの刺激。これは言語化できないが、予想もしなかった知識が偶然得られたり、その人から感じられる知識とは異次元の何かなど。こういうところに、モチベーションを起爆する何かがあることが多いので、これが一番重要かもしれない。

こういう、「本を読めば済む」こととそうでないところをしっかり線引きすればよい教育ができると思う。

知識も経験もある凄い教授は忙しいだろうから、基礎的な内容は最高の状態で録画したビデオでいい。

質問や知識的なコミュニケーションはオンラインでいい。

それ以外の先の3番目の人間性、というか非言語的なところをがっつりと対面でコミュニケーションするのがいい。

自分は大学院で哲学学んだのだが、そのときの教授の指導はとてもよかった。

ただ、結果論だが、上記を意識した授業やコミュニケーション形式を整えてあればより有意義な時間を過ごせただろうと思う。

さらには、そもそも大学院にいかなくても働きながらでも同じかそれ以上の経験ができたと思う。

じつは、私が「オンライン中国語コーチング」でこの課題に取り組んでいる。

つまり、学習の効果的且つ効率的な全体像は具体的に示してしまい、基本は自習で進め、わからないところはオンラインで24時間サポート。そして、要所はおさえるために定期的に1対1のコミュニケーションをする。また、アウトプットは毎日してもらい、毎日即軌道修正。

こういう教育のイノベーションをやっていきたい。これは産業構造改革になり、日本の生産性向上にもつながる話だと思う。

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