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【ウィーン】クラシック好き必見!市立公園「シュタット・パーク」で偉大な音楽家と出会う旅

どうもー!都内に住む旅好き会社員の泰奈です!
今回の旅ログは、ウィーンの市立公園「シュタット・パーク」にふらっと立ち寄った時のことを書いていきます!

市立公園「シュタット・パーク」

シュタット・パークは1862年にウィーンで初の公共の公園としてオープンしました。
ウィーンには彫像が数えきれないほどありますが、この公園には他のどの公園よりも多くの記念碑や彫像があり、最も有名な黄金のヨハン・シュトラウス2世の記念像がこの公園内にあります。


黄金に輝くワルツ王「ヨハン・シュトラウス2世」記念像


1921年作のヨハン・シュトラウス2世の像は、当初金色に塗られていましたが、第一次世界大戦敗戦後に贅沢すぎるという批判を受け、1935年に黒色に塗り替えられたそうです。
1991年に再び元の金色に塗り直され、現在ウィーンの代表的な観光名所のひとつとして親しまれています。

約65,000㎡(東京ドーム約1個半)という広い庭園には、シューベルト、ブルックナー、レハールなどの記念像もあり、英国式の庭園をのんびり散策するのも良さそうです。
私が立ち寄った時はすでに日が暮れていたため公園内が薄暗かったのですが、シューベルトと黄金に輝くヨハン・シュトラウス2世の記念像を発見することができました!

余談ですが、ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世の名曲といえば『美しく青きドナウ』、その父親であり、ワルツ王の父として知られるヨハン・シュトラウス1世作曲『ラデツキー行進曲』が有名です。

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音楽の都を代表するワルツ王「ヨハン・シュトラウス2世」記念像

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ヴァイオリンを弾きながら指揮するスタイルで有名だったヨハン・シュトラウス2世の姿を再現しているそうですが、何ともかっこいい立ち姿!

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歌曲王「フランツ・シューベルト」記念像
シューベルトの歌曲『野ばら』が好きです♪

ヨハン・シュトラウス2世も演奏した音楽ホール「クアサロン」


クアサロンは公園の一角に建つ音楽ホールで、歴史ある宮殿のような建物です。
建物の中と外にレストランやカフェがあり、コンサートの前にゆったり食事も楽しむことができます。
クアサロンは19世紀皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の時代に、「ミネラルを含んだ温泉水を飲むことのできるカフェ」として作られたそうです。
完成後の1868年にはヨハン・シュトラウス2世による最初の演奏会が開催され、ウィーンの著名人たちが音楽や舞踏会を楽しむ場所となりました。
現在でもコンサートや舞踏会、パーティー会場やレストランとして親しまれています。


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花時計とライトアップされたクアサロン

おわりに

たまたま立ち寄った公園で、偉人たちの記念像や歴史的な音楽ホールがある建物と出会うことができ、旅の良き想い出のひとつとなりました!
時間を効率的に使う計画的な旅も楽しいですが、気の赴くままに街歩きするのも楽しくて私は好きです!
(基本的に私の旅は気の赴くままですが…笑)
次に訪れた時は、是非ともクアサロンで生演奏を聴いてみたいものですね♪

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた次の旅ログでお会いしましょう😊

渡部泰奈

(参考)
シュタット・パーク(ウィーン市公式サイト内)(英語)
The Kursalon Official Website(英語)

(動画)
ワルツ「美しく青きドナウ」
ラデツキー行進曲 ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート
野ばら シューベルト ヴァルトラウト・マイアー 17/24

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