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夜明けに『生きる』[歌詞]

 夜明けに『生きる』
 詞:Sagishi 曲:Genx Beats

 風に煽られ木の葉揺れ
 先行き知らない音のうえ
 言葉にできない隙間の中で
「死にたいよ」『でも生きたいの』

 声にならずに咲いた羽
 夜空のミルクに抱いていた雨
 苦しいけどあなたのことを
『知りたいよ』「また会いたいの」

 苦しい崖の郷里の祝福
 表裏一体な影と約束
 薬草に摘んだ花ばなは
 軽々しく揉まれ肌をつんざいた
 寸前、夢見た大通り
 やり直せばもう元通り?
 程遠い理想、影と逆境
 苦しくなるだけチャイムと学校
 発砲してた、ソラの弾丸
 頭痛くなるからパンシロン
 ガンガン 真っ白な炭酸
 みたいにはじけて飛んでっちゃえ
「やー」
 正解のない闇ばかりを追いかけては
 老いさらばえていた
 くだらない『ぼく』は
『ストロボラスト』の『Q』uestionな
『ソラ』を『さかな』と泳いでいた

 声にならない声だして
 ハートマークの偽善を愛して
 異性であることに苛立って
『聞きたいよ』「でも言えないの…」

 重なり合うまま夜明けを待って
 壊れない朝をずっとさすって
 キミの頬濡らすちいさな虹を
「拭いたいよ」『また笑いたいの』

 得体の知れない恐怖の朝
 夜の怖さが知れず背後
 消える街灯、痺れる最後
 さよなら言う間になくなる
 千切れた愛憎
 解像しないで、夜の朝に
 零れた赤いワイングラスにシャンパン
 判断できない三半規管
 アンダーライン引いた夜の弾丸
「ガンガン行こうぜ僕らの人生」
『感謝の姿勢も貫く真剣』
 逃げるだけじゃ掴めない未来
 疲れた頬濡らす鮮やかな世界
 描いてた夢は莫迦にでかいでも
 狭い世界だけでは生きられないの
『さぁ飛び出して、今すぐに』
「MIKUHOPがあなたを癒やす国」

 風に煽られ木の葉揺れ
 先行き知らない音のうえ
 言葉にできない隙間の中で
『死にたいよ』「でも生きたいの」

 声にならずに咲いた羽
 夜空のミルクに抱いていた雨
 苦しいけどあなたのことを
「知りたいよ」『また会いたいの』

 浅い呼吸で、意味を求めた
 ちいさな覚悟で、良いと思ってた
 独りで箱に、ただ閉じ篭ってた
 そうやって本音を飲み込んでた

 憂鬱が呑みこむ未来が
 どれだけ絶望の明日だろうと
 僕のこの声が『刺さる』のならば
 希望の炎を燃やす Life goes on

 風に煽られ木の葉揺れ
 先行き知らない音のうえ
 言葉にできない隙間の中で
 死にたいよ でも生きたいの

 声にならずに咲いた羽
 夜空のミルクに抱いていた雨
 苦しいけどあなたのことを
 知りたいよ また会いたいの

 声にならない声だして
 ハートマークの偽善を愛して
 異性であることに苛立って
 聞きたいよ でも言えないの

 重なり合うまま夜明けを待って
 壊れない朝をずっとさすって
 キミの頬濡らすちいさな虹を
 拭いたいよ また笑いたいの

詩を書くひと。押韻の研究とかをしてる。(@sagishi0) https://yasumi-sha.booth.pm/