見出し画像

EYES [歌詞]

 EYES
 詞:Sagishi, GERESNA01, HeadNho 曲:HeadNho

[Sagishi]
樹氷を重ねる満月の音たち
ストーブの中で温める顔立ち
玄人してる気取り
逃走する空想はパンク寸前のFUNK
終末への燭台(ランプ)
位(ランク)を付けてる身勝手な生物
芸術とか言ってご破産な計画
惰眠を慾るあらゆる強欲
結局一人では生きられないホモ・サピエンス
室(へや)で本を読む時間があった
下らない談笑をする時間もあった
けれど変わらない毎日の日常
どこで失われてたの怪奇詩の城牆
我意識どうしょうもなくなって浮き世開き
次のステージまであと半歩後ろは無い
口を開く間もなく 跡形なく変わる
年輪を重ねていく不治の病

[GERESNA01]
終わり告げる鐘の音 朽ちた屍
落ちた日差し満月の夜
怪しく見下ろす残月
終末の時は誰も知らず近づく
いらつく 謎のエニグマ
まるで頭上火だるま
だから全てを破壊したい
敗退的な世の中
何も見えぬ真実
まるでスモーク
みちたような視界深い霧の中に
ハルマゲドンやばすぎる
最終戦争やばすぎる
誰も止める事はできずに
あれもこれもやばすぎる思想
あれもこれもやばすぎる武装
この国完全に標的 弱すぎる防壁
情け容赦ない
鬼畜やばい所業 慈悲はない

[HeadNho]
抄訳された未来 余剰分の死骸
視界は廃貨の反射光を拒む
琥珀色の空に嘶く 鳥で満たす聴覚
東側で産まれる 弛緩的な時間に
身を任せた郊外 七の音を唱歌し
戯れてる兄弟 浅く眠る猫の寝言
絵空事は云わない 形而上のテラトマ体
探した アカシア 辺りは 花びら ばかりだ
咲いた後に私達は亡いと朝に撒いた種に語りかけた
なぜか泣いた土に堕ちた涙風は凪いだ「明日晴れるかな」
暢気を糧にした寝台列車の声が響いた心ここにあらずを
絵に描いた様な世界がそこには広がってた
雨が降り 後に芽吹く命
荒廃を癒やす緑のひとりになる事を願い
捧ぐ祈りは 裂けた空への憎悪に似ていて
安らかさを得た何かでありたい
敬虔ではない町 それに靠れて海を眺めた
今際

[HOOK]
(((EYES))) 夜に光る金字塔
(((EYES))) まじでくそな世界だから
(((EYES))) 茹る胞子に響く第九
(((EYES))) あたらしい 世界を 迎えて…

詩を書くひと。押韻の研究とかをしてる。(@sagishi0) https://yasumi-sha.booth.pm/