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【日記】訪問介護をはじめて3週間目になりました

新しい職場で訪問介護をはじめて、もうそろそろ3週間に突入しようとしている。

最初は1日みっちり研修があったり、秋の昇級試験に必要な100ページ以上の資料を渡されたりと、覚えることが沢山でくらくらしていた…。

今はさらに輪をかけて、各利用者様のケアの内容はもちろん、買い物代行に行く際に必要な利用者様の食の好み、薬や掃除道具、衣類やその他もろもろものの配置など、覚えることが多岐に渡って少し頭の中がこんがらがっている。100ページ以上ある資料は今はほとんど見ていない。
それどころではない。

今まで僕が関わってきた利用者様はご高齢の方がほとんどだったが、身体障害のある方のケアも今の職場ではあり、なんとなく勝手が違うというか、うまくいかずもどかしさを感じている…。

あまり悟られることはないのだが(たぶん…)僕は人見知りなところがある。
なので、ほとんど面識のない他人の家に上がりケアを行うのは、ミスのないようにきちんとしなければ!という気持ちも相まってとても緊張する。

先日、脳性麻痺のある方のケアに伺った。
かなり勉強家の方で、たくさんの知識を持たれているそうだ。
できれば、そんな方の博識なお話を伺いたいところなのだが、なかなかその余裕を持てるほどスムーズにケアが行えない…。

訪問介護は他の施設介護とは違い、ほとんどが介護士1人でケアを行う。それも利用者様のフィールドで。

ただ、そういう点があるからこそ、利用者様は自分の家でありのままの生活を支援してもらうことができ、その人らしい生活の実現ができる。
そこに魅力を感じ、訪問介護の世界に飛び込んだわけだが、今は自分の行っているサービスに納得していない。
利用者様は皆様良い方ばかりで、何か手違いがあっても
「そんな大したことじゃないから気にしないで」
と笑顔で言ってくださる。
その場は利用者様の笑顔に甘えるのだが、ケアが終わり、利用者様の家を出た瞬間込み上げてくるなんとも言えない悔しさ!

もっと上手くできるはずなのに、スムーズにケアができるはずなのに、緊張感が邪魔をしてしまっているのだろう。

今はただただ落ち着くことを意識して、利用者様と対話しながら出来る限りご満足いただけるサービスを提供したいな、と考えている…。

僕より1ヶ月前に入ってきた、僕より年上のベテランヘルパーは、この職場では新人だがもう仕事に馴染んで、僕に色々なことを教えてくれる。
利用者様とのコミュニケーションもとても円滑。

彼ぐらいしっかりと仕事を覚えなきゃ。
1ヶ月では難しいだろうけど、なるべく早く…。

ああ、また焦ってしまいそうだ…笑

ひとまず落ち着いて。
でも怠けず。
1歩ずつしっかりと利用者様への理解を深めて、良いサービスを行えるように尽力したい。

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