ペルー教会祭りに行ってみた
こんにちは、ペルー在住のYASUKOです。
最近2日寝坊してタクシーで通勤したところ、運転手に出待ちされるようになってしまいました。
それはさておき、先日ペルー内の教会がやっているお祭りに参加したので、ご紹介します。まだ他の地域の教会の祭りには参加してないのですが、、他の教会のお祭りも似ているとの事でした。
私が参加したのはペルーの最南端タクナ州のロクンバ地域にある教会のお祭りです。
こんな街(↑)で中央左の薄黄色建物が教会です。
普段は静かなこの街、お祭りの日には多くの人で溢れます。
朝10時に到着。お祭りの際には周りの街から臨時コンビ(小型バス)が出ます。
到着するや否やとてつもなく長く伸びている行列に並びます。教会なんて一切見えません。行列沿いには屋台が立ち並び、主にはキリストのイラスト入りのキーホルダー(ペルー内では大体の車のバックミラーに付いてます!お守り的な感じだと思います。)、十字架入りのブレスレットやネックレス、招き猫や商売繁盛のような置物が売られています。
この列に並ぶこと3時間、、、!日本でもこんなに並んだことないです。笑
これだけ長いと割り込んでこようとする悪い人もいますが、そこは列の皆んな一致団結します。めちゃくちゃ文句言います、絶対入らせません。笑
そして遂に教会に到着!!何があるのかなとワクワクしていると、キリストの像の前へ、皆んな各々お祈りをします。
その後キリスト像の下に置いてあったマントに屋台で販売されていたイラスト付きアルミのアイテムを付けます。私はこれお守りだと思って買ったので“まさかここにつけるの!?”と思ったのですが、連れて行ってくれた友達に付けるよう促され渋々付けました、、、持って帰れると思って綺麗なの探したのに。
(後日別のお祭りで購入して持って帰りました)
このお守りのようなものには 木、家族、本、子供、家、手 の絵が描かれていてそれぞれ本は勉学、手は仕事というように意味があるそうです。やっぱりお守りですね!3〜5ソル(約100〜160円)で販売されており、教会に近づくにつれて高くなるようでした。
そして、、、、終了!!!!
3時間並んだのに!?私以外は皆満足そうでした、宗教とは奥深いです。(いやよく解っていない、、、)
その後教会を出て聖水(私は買ってませんが)を買ったりしながら歩くこと10分。
岩場に到着、何やら人がわちゃわちゃしています。
岩場にろうそくを置いて家族の安全祈願をするそうです。ろうそくが燃え切ると叶うそうで、皆んな風対策に必死!ろうそくの周りをそこら辺のゴミで固めてました笑
どうにも家族ごとにしないといけないようで、私は一本離れたところへ、、、
火が消えないように皆んなでわーきゃーやっていると、おじさんが近づいてきてお祈りを始めます。
一通りお祈りが終わると、何やら燻した煙をろうそくと皆んなの頭にかけていきます。私はカメラを持っていたので、カメラにも”良い機械〜良い機械〜”と言われながら煙をかけられ、内心”いやーーー!”ってなりました笑
その後、値段交渉です笑
私も写真を撮らせていただいたのでしっかりお支払い致しました。
↓ 値段交渉中です。
↓ おじさん渾身のキメ!
その後は屋台をまわり、ご飯を食べ、終了しました。全くの異世界だったので、私的にはとても楽しかったです。あまり頻繁にしているお祭りではないので出会ったらラッキーです!ぜひ参加してみてください、3時間は中々長かったですが。本当はもっと早朝に行くといいそうです。私は友達も合わせて寝坊してしまい行列に並ぶ羽目になりました。笑
あれ、なんか寝坊ばっかり、、、
↓ 屋台で食べたカハチーナ(caja china)というご飯、ペルー南部ではよく見かけます。
豚肉を箱の中で燻し焼きした料理です。
新卒入社の会社を4年勤めた後、 バックパッカー時代に見た南米の景色が忘れられずペルーへ。 今はスペイン語に異文化に四苦八苦しながら日々楽しんでいます。 日々の発見・驚き・思いは私の宝物、忘れたくないのでここに綴っていきます。