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#科学

読売新聞

インフル治療新薬「ゾフルーザ」服用1回で効く

インフルエンザが全国的な流行期に入った。粉を吸入するタイプや点滴薬が普及しているが、今年は錠剤を1回飲むだけの新薬も登場した。治療薬の選択肢は広がっている。

 12月上旬、大阪府大東市の「水野クリニック」。近隣の小学校がインフルエンザで学級閉鎖されたこともあり、午前9時の開院から待合室は患者で埋まった。

 39度超の発熱でインフルエンザと診断され

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毎日新聞

第3部 企業はいま/3 新薬製品化、国内は二の足 脳梗塞薬、開発の現場から 確実性求め遅い意思決定

「これが最後のチャンスだ」。2016年8月、蓮見恵司・東京農工大教授(61)は背水の陣の心境で米製薬企業バイオジェンの日本法人に向かった。来日した同社の研究開発責任者らに、開発中の急性脳梗塞(こうそく)の新薬「TMS-007」を売り込むためだ。この日のために、データを詰め込んだ70ページ超の資料を

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読売新聞

「日本が優れている証し」…kg定義改定で拍手

パリ郊外で16日に開かれた国際会議「国際度量衡どりょうこう総会」でキログラムの定義改定が決まった。会議に参加した産業技術総合研究所の臼田孝・計量標準総合センター長(56)は承認後、「日本が総合力で優れているという証しだ」と感慨深げに話した。

 定義改定は同日午後1時半(日本時間午後9時半)前、度量衡に関する「メートル条約」の加盟国約60か国の代表ら

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読売新聞

性能100倍に、スパコン「ポスト京」製造了承

内閣府の総合科学技術・イノベーション会議の専門部会は23日、文部科学省や理化学研究所が開発中の次世代スーパーコンピューター(通称・ポスト京)について、本格的な製造に入ることを了承した。2021年の稼働を目指す。

 ポスト京はスパコン「京」の後継機で、同じ神戸市に設置される。高性能の中央演算処理装置(CPU)で京の100倍の計算性能を実現することに加

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