読売新聞

性能100倍に、スパコン「ポスト京」製造了承

内閣府の総合科学技術・イノベーション会議の専門部会は23日、文部科学省や理化学研究所が開発中の次世代スーパーコンピューター(通称・ポスト京)について、本格的な製造に入ることを了承した。2021年の稼働を目指す。

 ポスト京はスパコン「京」の後継機で、同じ神戸市に設置される。高性能の中央演算処理装置(CPU)で京の100倍の計算性能を実現することに加え、省エネ性や様々なソフトが使える汎用はんよう性を備えることなどが開発目標とされた。

 専門部会では、試作機の性能が目標を達成したことや、高度な人工知能(AI)、ビッグデータ解析にも対応する機能を加えたこと、産業界でも広く使える設計にしたことなどが評価された。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181024-OYT1T50010.html?from=ytop_main3

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