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バイリンガル教育            どこに通っても、どんだけ家でやるかが重要!

私はオーストラリア のゴールドコーストという山、川、海、三拍子揃った環境で育児をしている。社会の情勢は日本の10年遅れたところを走っていると言われている。それでも十分快適に暮らして行ける。

 我が家には5歳と7歳になる息子がいる。旦那さんも日本人なのでハーフの子よりは若干有利ではあるが両親が日本人でも英語の方を得意とする子も珍しくは無い。

▲勉強は生活習慣

私が目標に掲げてることで、自宅で毎朝、学校に行く前30-40分間お母さん先生のもと、漢字、平仮名、カタカナの音読、書き取り、計算ドリルをやっている。お母さん先生は毎日子供の算数の予習をしたり、次はどんな漢字かなとか、良い本は無いかなと、みっちり子供の勉強に関与している。勉強は生活習慣ぐらいになってくれたらいいなと思い頑張って毎日コツコツ続けている。その他は週1回1時間の日本語教室で先生に教えてもらっている。時間のかかる文章問題や日本語の独特な言い回しを教えてもらっている。

▲子供達も辛いけどママも辛い

朝からゲームやYouTubeをやっている子供達には「勉強するよ」と言うと毎日のようにやーやー ピーピー ママが悪いとかママだけ勉強してないとか悪態をつかれる「じゃあママ勉強するから一人でやってよー」というと、わからないとギャーギャー言い出す。最近では泣いたり、物を投げ出したり。冷静にしっかりやれば10分ぐらいで終わるのにとにかく時間がかかる。気持ちはわかるけど。
子供達のためと思って頑張ってやっているのに朝から悪態をつかれて「プッチーン」となることもしばしある、「二人のためと思ってるのになんでママがこんな事言われないといけないだよ!!」と朝から怒鳴り散らすこともある。


▲子供達がごねてる時の声がけとしてよく使うのは
・日本に行くには日本語が出来ないと入れてもらえないよーそしたらママ寂しいな一緒に行きたいのになー。これは彼らの頭の中にはすでにインプットされてるらしく、どちらか一方が駄々を捏ねてやってない時もう一方が投げかけたりしている

・日本語できたらおもちゃ買ったり、頼んだりできるよ

・ママとやるか一人でやるかどっち?やるやらないの選択肢は無い。やるしかない

生まれも育ちも日本以外の子供達にとって日本語の習得はかなり根気がいる。それは日本で生活している子供が英語を覚えれないと一緒の事だ。

バイリンガル。それは自然と習得できる物ではなく、本人とそれに関わる大人達の努力の賜物なのである。


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