explanatory // (adj)説明的な、解説の #4
サンフランシスコ現地より、マーケターがリアルに使う単語。
本日は
explanatory:形容詞で「説明的な、解説の」
って意味だけど、それ聞いても意味わかんなくね?w
ってことで、リアルめなシーンを考えましょう。
駆け出しスタートアップで勤めているあなたは、サービスをローンチしたばかり。初期プロモーションをしてます。サービスについて説明をしたSNSの投稿には、サービスを使ってみたと思われる人からコメントが来ています。
ファウンダーに報告してみると、そのこのコメントこそ、サービス開発のために役立てたいので、必ずレポートしてほしい!とのこと。
サービス開発における心得について問うてみたところ、
"Feedback is pretty self-explanatory, listen to your customers, adapt, change, remain fluid."
「(カスタマーの)フィードバックはとても読んで字のごとく。カスタマーの声は聞くこと、受け入れること、修正すること、変化を受け入れること」
と。
(コスメブログコミュニティからフィードバックや口コミをもらいならが商品を作っていたGlossierも、今もそゆことしてるのかな〜、と妄想)
explanatory自体は「すげー説明してくれるやんっ!」といった感じで、便利な様です。そう、explainが(v)説明 ですね。"explanatory note"ってこのノートで説明が事足りてる!といった感じと思います。
で、self-がついてますので、「そのもの自体が説明するまでもなく説明している」「一目瞭然」といったニュアンス、意味。
ちなみに「self-XXX(adj)」もよく遭遇します。self-motivatedとか。上司や先生から鼓舞されなくても、自分の意欲でモチベーション高くやってるような様。会社の募集要項とかで、self-motivatedな人材がほしい、とかみますよ。
ところで、カスタマー中心のサービス開発はデザイン思考などでも重要な考え方ですね。この英語表現を例にあげつつも、誤解は招かないようにしなければと思ったのは、カスタマーの言われたことをそのままやればいいというわけではないということ。
事実系のフィードバック(ここがバグってる、とか、エラー起きるとか)は事実として対応すべきですが、感情や体験が混じったフィードバック(XXは不要と感じた、とかXXの選択ボタンが見つけられませんでした、とか)は、その真意や言葉の裏にある期待・困っていることは何か、まで考えないと真の解決策にはならないと思います。
サンフランシスコリサーチ軍資金に致します、はい。