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御堂筋を南へと向かう風景の中で

京都、奈良、大阪と。後は兵庫も順にめぐろう

今回は梅田を出発点として御堂筋を南へ下る。様々な
建物をたどれば中之島へ。そしてその風景をこえて、
さらに南へ向かう。御堂筋沿いの建物のかつての31m
の高さ規制は50mへ。そしてセットバックすれば更に
高い建物も建つようになった御堂筋をたどってみる。


変化する大阪の街。それは梅田から御堂筋へと連続し

淀屋橋の交差点では、大きな建物の建設が進み
角度を付けた柱型のような外壁が特徴的で

御堂筋の玄関口の風景を大きく変えていく

そして御堂筋の向かいで建設中の淀屋橋ステーションワンは

150mの高さの建物となり、2025年のオープンへ

建設中の建物をすぎ、歩道を進めば
いちょうテラス淀屋橋という憩いの空間
そしてその向かいには淀屋橋odona

通りに面して洗練されたファサードをもつ建物で

低層階の商業施設の紹介も動画にて

通りに面する様々な建物のデザインの中には

道路に対し角度のついたPC版のカーテンウォールも

道路からセットバックすることにより更に建物は高層に
三菱UFJ銀行大阪ビルは銀行建築のイメージが継承されて

当地区において高さ100mを超える第一号案件といい

東畑建築事務所と三菱地所設計により手掛けられた


通りを進むと建物のショーウィンドウに展示された模型

こちらはプラナス株式会社一級建築士事務所の設計で

他にも様々なデザインの建物の模型が並び

ランダムに配置された窓など、興味深く眺めてみる

折り曲げられた屋根により立体感のあるデザインも

どれも実際に建設されいるものばかり

プラナス株式会社の採用動画による会社紹介も

通りに面した建物をたどり、さらに南へ。この縦ラインの

強調された建物はあいおい損保 御堂筋ビル

そして御堂筋をはさんで西側には
コーナーは丸みを帯び、白と黒でデザインされたビルが建つ
建物の足元まわりをめぐりつつ
御堂筋に面した回廊を進む

こちらは以前にもとりあげた大阪ガスビルディング


そしてその先には低層部と高層部で分節されたデザインの
NTTグループによるアーバネット御堂筋ビルは

2024年6月にオープンに。その建物の北側に建つのは

2020年に開業したオービック御堂ビル

こちらは高さ116m超。変化し続けている御堂筋

1階にはテンピュールの大阪ショールーム

内部の雰囲気も動画にて

1階にはカフェも入っており、建物内部にも立ち寄って
間接照明のデザインなども楽しみつつ
ホールにはホテルのエントランス。建物にホテルも複合されて

テンピュールとコラボレーションした客室も

ホテルのロビーを通りぬけ、御堂筋から少し外れた所には
陶磁器のお店。深川製磁は佐賀への旅でも訪れた
時間も早く開店前で、ショーウィンドウ越しに懐しんで

陶磁器の色合いに、以前の旅の光景を思い浮かべ

楽しかった建物の空間にも思いをはせて

街歩きを振り返り、街の行く末についても知ることに

時代にあわせて、都市も姿を変えていく。大阪のメイン
ストリートの御堂筋の活用は、大阪にとっても大きな
価値をもつ。そして御堂筋に掲げられた将来ビジョン
では2037年に歩行者のみの通行となるフルモールが
目標とされている。今後の御堂筋の行く末を見守ろう。

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