素材が語りかけてくる建築
面白い対談の動画を見つけた。建築を設計するって
ダンスに似てると思うんだよね。森山未來さんと
隈研吾氏の対談ならではのコメントだ。その理由に、
公共建築を設計する場合には、観客が多いことが
あげられている。その場所で最高のパフォーマンスを
行い観客から愛される建築を作るという視点がある。
また隈氏はあたたかく、質感のあるものに惹かれると
いう。木や石がしゃべってくれる、質感のあるものが
語りかけてくるという感覚を持ち設計を行い、建築に
生き生きとしたものを関わらせたいとの思いがある。
隈氏の建築は素材が集合して形をつくり、隙間を作り、
そこで風が抜け、光が差し、あたたかい空間を生まれる
イメージだ。そんな隈研吾氏の建築を振り返ってみる。
隈研吾氏によって設計された全国各地にある建築物。
まだまだ訪れたことのない所がたくさんある。特に
関東を訪れる機会がなく、まだ東京の国立競技場にも
訪れたことがない。でも、あせらずに旅を楽しもう。
湯布院にも隈研吾氏の設計による美術館がある。
そして、2022年7月に開館した斬新なデザインの新館
今、訪れたいと思っているのは湯布院。泊まりとなると
かなり奮発する必要もあるが、博多からは日帰りでも
十分に訪れることができる。町の雰囲気も楽しみだが、
隈研吾氏の美術館から、奈良美智氏のアート、坂茂氏の
インフォメーションセンター、磯崎新氏の由布院駅が
気になる。隈研吾氏は、その場所に行って初めて感じる
ものがあるという。さあ九州を順番にまわっていこう。
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