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壱岐は古墳の宝庫である

男嶽神社を満喫した。豊かな自然と神秘的な風景を
を楽しんでいる。壱岐島は歴史とロマンが息づく場所。
島には古墳が点在していて、古代からのメッセージを
感じることもできる。中でも島の中央の6基の古墳は
壱岐古墳群とも呼ばれ、国の史跡にも指定されている。

男嶽神社から次の目的地へ。豊かな自然の下を進む
途中には箱崎八幡社。一の鳥居をくぐり
二の鳥居の先には朱色の本殿。桃の形をした手水がおもしろい
この階段を上れば拝殿だ。箱崎八幡神社は壱岐7社のひとつ
鮮やかな朱色の建物。ここは海の男たちの守り神であるという
木鼻には貘と龍。鳥の彫り物も。色鮮やかな朱色に映える
献じられている馬の象。壱岐ではざまざまな動物の像に出会う
階段を降りて次へと進もう
川に映る山並み。のどかな風景が広がる
稲は豊かに実り、収穫の時期を迎えている
白いロールの風景はもうおなじみだ。その名は稲WCS

稲ロールは、こうしてぐるぐるとパッケージされて
いたとは。何でも調べてみると発見があるものだ。


月読神社は前回の旅でお参りを。木々の奥の印象的な佇まい


しばらく進み壱岐古墳群へ。双六古墳はそうろくと読む
高さ10mの小高い丘のような形。6世紀後半に造られたという
古墳の長さは91mと県内最大の前方後円墳だ
石室からは新羅産の遺物も。ここは大陸との交流があった場所
壱岐古墳群の出土品は一支国博物館に収蔵展示されている
国の史跡に指定されている壱岐古墳群
双六古墳を後にして、掛木古墳へ
石室の内部空間は前室、中室、玄室へと続く
最奥の玄室へ。静かに時が刻まれている場所
おおきな石で組まれた石室に、古代の風景を思い浮かべる
隣にある壱岐風土記の丘という施設では
古墳について学ぶことができる
掛木古墳は円墳というもの。石室の断面はこうなっているのか
なるほど、こうして運ばれたのか。古代人の知恵と力を知る
石室が出来が上がっていく風景。古代の息遣いを感じる展示だ
古墳館の奥には古民家園が広がっている
民俗工藝文化館で江戸時代から昭和初期の暮らしに触れる
昭和期に行われていた田植えの風景や
鬼凧の展示も。壱岐には鬼を退治した百合若大臣の伝説がある
鬼凧は、港のコンクリートの壁に
博物館の入り口に
食堂の壁にも
神社の拝殿の中にもある

県の伝統工芸品の鬼凧。壱岐では鬼凧が風景に馴染む。

古民家園には江戸時代の百姓武家屋敷も復元されている
母屋は主人夫婦とその子が住む建物でホンケとも呼ばれる
手前には土間空間がある。当時の生活の様子がわかる


壱岐風土記の丘を後にして、色づく稲穂を横目に
田園風景の中を進む。次に目指すのは住吉神社だ

二日目の壱岐の旅。みなとやゲストハウスを出発して
少弐公園に立ち寄った後、男嶽神社と猿石群を目指す。
そこから一気に下り、また上る。月読神社の横を通り、
古墳が点在しているエリアを抜け、壱岐風土記の丘へ。
そして次に向かうのは住吉神社だ。壱岐島を自転車で
めぐる旅。島の風景や地形を体で感じる旅を楽しもう。

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