福江島に新たな施設が建てられて
水ノ浦教会を後にして、またもと来た道を引き返す。
次は福江の街を目指して、山中の道を進む。緩やかな
坂道を電動アシストのGOTOCHARIで快調に走る。
壱岐の旅でも白いロールの風景を楽しんだ
そして福江島に2023年4月にオープンした図書館へ。
旧図書館の老朽化により、2010年から新しい図書館の
建設計画がされていた五島市。2012年に一度中断し、
再び2016年の市民アンケートなどを経てオープンへ。
内部空間は建築写真ブリッツスタジオのサイトにて
PHOTO WORKSに九州での旅を懐かしむ
わくわくするようなインテリアの設計は
長崎で訪れた長崎市役所も手がけた株式会社イシマル
デザインでつながる旅先の風景も楽しもう
新しくなった五島市立図書館には、子供たちが毎日
でも訪れたくなるようにとの思いが込められている。
内部には五島の島をめぐるように、海に見立てた青い
カーペットの上に、開架の島がつくられる。いろんな
形の色とりどりのチェアや家具。眺めているだけでも
楽しい気分となる。吹き抜け空間を持つ開放感のある
開架スペースには、コウモリ天井の教会をモチーフと
したデザインが用いられている。楽しくて心地がよい
図書館。気になる本を片手にのんびり過ごしてみたい。
そして福江島には新しくホテルも建つ。島を訪れる人
たちは五島に広がる風景を体感し、五島列島の魅力は
人から人へと伝わっていく。今回の旅の宿は2020年に
オープンしたhotel sou。その建物と空間も楽しんだ。
福江港からほど近く、福江の街の風景も楽しんだ
そして2023年オープンのめぐりめぐらすにも
他にも2022年には立て続けに、五島リトリートrayや
カラリト五島がオープンしている
五島市による企業誘致のプロモーション動画も
魅力ある五島市は日本遺産、世界遺産、ジオパークの
3つがある地域。また企業の誘致、良質の雇用の場の
創出などによるUターン、Iターンに力を入れている。
2023年には市内への転入者が、市内からの転出者
を上回り、2020年以来の社会増を達成したという。
今はまだ旅の途中。日本のいろんな場所を旅をして、
いつかはどこか自然豊かな場所で暮らせたなら。魅力
ある五島列島。今回の旅ではその魅力の一端にふれた
に過ぎない。めぐりめぐってまたいつかの日か五島へ。
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