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階段状の屋根を持つ戸畑区役所

八幡から戸畑までの歩きの旅では

途中、磯崎新氏の設計の美術館にも訪れた

八幡駅から、いろんな所に立ち寄って、のんびりと歩く
北九州の旅。意外に徒歩でもいろいろと回れるものだ。
念願の北九州市立美術館の空間も楽しんで、建築家の
思いにふれることができた。そしてようやく戸畑まで
やってきた。そして道沿いには特徴的な外観の建物。


茶系のグラデーションがかかったマンション
曲面とそのランダムさ。普通のマンションではない
角度によってとその色合いを大きく変える
そのマンションは戸畑区役所と共に建っている
戸畑区役所の屋根は階段状になっていて
その途中には桟敷の設えがある
大通りに面した戸畑区役所の階段状の屋根は

戸畑祇園大山笠の観客席となる。驚きの建築だ

ふれあいの丘を中心に一体で開発された施設
祇園大山笠の時、その屋根は2000席もの桟敷となる
区役所が一体となり、山笠と共にある街となっている

この特徴的な建物の設計は隈研吾氏によるもの。
戸畑に氏の設計の建物があるとは知らなかった。

隈研吾氏の九州の建築といえば、太宰府のスタバだが

デザインと規模でいうと代表作は九州芸文館だ

2022年、隣接する公園に設置されたモニュメント

この二つのモニュメントも隈研吾氏によるものだ

九州芸文館で出会った中村信喬氏の彫刻

作品への祈りは、息子の中村弘峰氏へと受け継がれる。
人形は美しく、かわいらしくも力強い。子供への想い、
語られる言葉、映像、音、雰囲気。とても好きな動画だ。

中村弘峰氏に手がけられた二番山笠の雷電
博多にも迫力のある祇園山笠がある

早朝の街を駆け抜ける祇園山笠

九州には魅力的な山、鉾、屋台行事がある

2016年、国指定重要無形民俗文化財である全国33の
祭りが山・鉾・屋台行事としてユネスコ無形文化遺産
に登録された。その内、九州は「八代妙見祭の神幸行列」
「博多祗園山笠」「戸畑衹園大山笠」「唐津くんちの曳山」
「日田祗園の曳山」の五つの祭り。実際に見たのは、まだ
博多祇園山笠だけだ。また戸畑や唐津や日田への旅も
計画しよう。熊本県の八代はいつの日か。旅をするほど
に次の旅へとつながっていく。九州の旅を楽しもう。


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