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松浦鉄道から平戸へと続く旅の色

旅には旅の色がある。空の色、海の色、山並みの色。
レンガや石やステンドグラスの色。雲ひとつない空。
雲間から太陽の光が落ちる空。光は反射し、拡散し、
また寄り集まり、風景の色を鮮やかにも淡くもする。

同じ場所を旅しても、光によってその印象は変わる。
この旅の色は、きっとこの旅でしか出会わない色だ。
旅の色を振り返っては楽しんでいる。ひとつひとつ
の色がつながって、旅を彩り、鮮やかなものにする。


旅をして、いろんな風景と出会い

さまざまな色を楽しんでいる。

旅が終われば、もう一度旅をするように

色をたどりながら、旅を振り返る。




オレンジ、赤、青でデザインされた車両に乗って
輝く白い雲と揺らめく水面と
水色の鉄橋と海の風景を越え
紫陽花の咲く田平天主堂へ
さまざまな色のレンガが積み上げられた外壁
道沿いには黒毛和牛、平茂晴の銅像が
寄り道しつつも平戸大橋を越えて
鮮やかな緑の棚田。遠くの平戸大橋を振り返る
海岸沿いの風景の中、自転車は進む
白詰草のはらっぱとヤシの木の先の
千里ヶ浜。海と砂浜の風景を楽しんだ
アメリカデイゴの赤い花や
港の風景の中の青や黄色
てんぷら屋さんにも立ち寄りつつ
白とオレンジの素敵なデザインの宝亀教会へ
側面のテラスは淡い緑と白い壁
色鮮やかなステンドグラスはデザインも面白い
道端には濃いピンク色のサフランモドキ
カトリック紐差教会の外壁は白く輝いて
ステンドグラスは淡い色を帯びている
棚田の向うに広がる空と海の風景を眺めながら
カトリック山田教会へ。金色の聖ラザロと
銀色の聖トマス西
砂岩の外壁の上には白い大理石の十字架
太陽に照らされて光輝く海や
青い海の向うに浮かぶ島々
寺院に囲まれた石畳の坂道の先には
エメラルドグリーンの平戸ザビエル記念教会
殉教者の慰霊碑は吸い込まれそうな青空の下に
白い外壁の平戸オランダ商館の前には
赤、白、青のオランダの国旗
昔ながら町家の風景も楽しみながら
また松浦鉄道に乗って、空と海と緑の風景や
水面に映る雲の様子や
鉄塔や建物などの風景も楽しんだ
伊万里駅には陶器のかけらで表された波の色
また最後に松浦鉄道のデザインも楽しんで


松浦鉄道に乗って、海沿いの風景の先にある平戸へ。
さまざまな色を感じつつ平戸をめぐる。豊かな自然
と祈りの風景。気になるものがあれば、ペダルを漕ぐ
足を止めて、自転車から降りてはカメラを向ける。

風景は太陽の位置により、その色合いを変えていく。
また空模様によっても変化する。一期一会の風景を
楽しみながら旅を続けている。今はSとNへの旅の
途中。その時々の色と新しい風景に会いに行こう。





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