世界に認められた原城跡へ
2018年に世界文化遺産に登録された長崎と天草地方
の潜伏キリシタン関連遺産。潜伏のきっかけ、禁教期
の信仰の場所や実践、信徒発見、潜伏の終焉などを示す
12の構成資産から成っている。この原城跡は1937年
の島原・天草一揆の主戦場。この出来事をきっかけに
200年を越える日本の鎖国が確立され、国内宣教師
の不在、そしてキリシタンの潜伏の歴史が始まった。
長崎の旅で訪れた大浦天主堂は12番目の構成資産
そして原城跡は1番目。潜伏キリシタンのきっかけに
VRで再現された原城も楽しもう
世界で3カ所にしかみられないという植物の繁殖も
海を望む原城跡。空からみればその立地がよくわかる
原城跡は潜伏キリシタン関連遺産のきっかけの場所
長崎、そして島原への旅で日本におけるキリスト教の
歴史を知ることができた。1549年に日本に伝えられた
キリスト教によって日本の、そして九州の地の人々の
運命は大きく動いていく。さまざまな要因が重なって、
1637年に起きた島原・天草の一揆。歴史を語る風景
の中に身を委ね、遠い過去の出来事に思いをはせる。
長崎にある世界遺産の地をめぐる旅を続けていこう。
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