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長崎と聞いて思い浮かぶのは

長崎港ターミナルで偶然にも軍艦島クルーズを見つけ
フェリーに飛び乗った。9時に出発して軍艦島へ上陸。
その後、島のまわりを2周して港に戻ってくるまでの
2時間半の小旅行。時刻はお昼前となり、だんだんと
お腹も空いてくる頃だ。旅先での食事は、つい後回し
となってしまうが、せっかくなので長崎新地中華街へ。

やはり長崎と聞いて思い浮かぶのは中華街
中華街の四方にそびえる中華門をくぐり
長崎新地中華街へ。色鮮やかに装飾される中国料理店
会楽園に京華園。ひとまず中華街の風景を楽しみながら
狛犬ならぬ、狛竜。と呼ぶのかな
中国において最も神聖な霊獣である龍がいたる所に
来年の干支は龍。その素材も集めながら
とても気になるスナックの看板や
縁起のよさに満ちている店構えなどを楽しんで
中央の四つ角を東へ進めば、東の中華門
その側に建つ立派な建物の江山楼。そろそろお昼の時間
こちらには狛犬。日本の狛犬とは異なる雰囲気
などという間にも、お店には列ができていて
結局、隣の龍園新館で皿うどんを頂いて
長崎新地中華街を後にした
橋の欄干の龍の彫刻も忘れずに

こちらの動画で長崎新地中華街のことがよくわかる

江戸時代には出島と同じく海に面していた新地
その向こうに建てられていた唐人屋敷

前回の旅の長崎歴史文化博物館でその歴史にふれた

中華街を後にして、また街並みを楽しみながらの自転車旅
昔ながらの風景もあれば、新しく風景をつくる建物もある
ここはカンデオホテルズ長崎新地中華街
石張りの壁面にデザインされたロゴやサイン
ゴールドのプレートが散りばめられたデザインがかっこいい

いつかカンデオホテルズにも泊まってみよう

偶然にも、道行く途中にサックスおじさん

諫早ではフルートを吹いていた

道路の向かいにそびえる列柱が並ぶデザインの
十八親和銀行本店。以前の名は十八銀行で18番目の国立銀行
すぐ側のおらんだ橋のたもとにはなんばんえびす
次は欄干のオブジェの先に見える出島へと向かう
川面に映る十八親和銀行はランドマークにもなる建物
(建物外観の中央部には改修中の足場)
次は川に面して建つ出島和蘭商館跡へと向かう
水面にうつる出島の街並みに立ち並ぶビル群
川沿いにはデザインされた日よけのキャノピー
江戸時代の出島の護岸。街を巡ればいろんなことが知れる
庇の向こうに連なる出島の風景の
水面に映る建物を楽しんで
Ney & Partnersにより設計されたキャノピーとその先の
洗練されたデザインの出島表門橋。さあ橋を渡って出島へ


全国で中華街があるのは、横浜、神戸、そして長崎。
いずれも中国との交流が、街の造成に関わっている。

長崎と中国とをつなぐ歴史には、前回の旅で訪れた
長崎歴史文化博物館で少しふれた。長崎の中華街が
建つ場所は海が埋め立てられてできた新地で、当時、
出島と同様に、この新地も海に囲まれていたという。

時代と共に姿を変えていく街の風景。昔ながらの
ものと新しいものが混在しながらも、新たな風景
が作られていく。江戸時代から続く長崎の歴史の
感じながら楽しい旅は続く。さて次は出島の中へ。



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